無駄のない無駄な土下座 ページ37
…ん……さん…
きん「Aさん！」
『…へぁっ…』
Br「おはよ〜！おかゆあるよ〜」
シャ「味見したけどちゃんとお粥だったから安心して食べていいよ」
Na「はは笑 Aさん､よだれでてるよ笑」
『えっ嘘』
袖で口元をぐいっと拭い、やっと違和感に気がつく
『…誰！？』
きん「あれ？俺言わなかったっけ？」
『えーと…』
きん「俺だよ。きんとき。」
俗に言うスペキャ顔とはこういう顔を言うのだろう。
よくよく見たら自分の部屋に6人も人がいるではないか。
そしてきんときが持っているのはレトルト粥。
なによりおでこに少しぬるくなった濡れタオルが置いてある。
Aは自分の家で料理ができたことに驚く傍ら、彼らに看病してもらっていたことを少しずつ理解していった。
目が冴える頃にはそのことを完全に理解していた。
『たいっっへん申し訳ございませんでした…』
流れるような綺麗な動作でベッドの上に土下座をしたAに焦るものも笑ってしまうものもいる。
シャ「ちょちょちょちょ…っ」
きり「何その無駄のない無駄な土下座、んぶふっ…ふぐっ笑」
Na「いいよ、俺らやりたくてやってるから」
Br「僕らのマネージャーさんだからね」
『皆さん本当にありがとうございます。おかげですごく楽になりました』
スマ「風邪なんだからちゃんと布団入らないと…」
『いや、あの、スマイルさん待ってください布団くらい自分でかけられます』
きん「ほら、お粥冷めちゃうよ」
『あっちょ、きんときさん流石に自分で食べられます大丈夫です』
〜
きり「……おいしい？」
『？とても美味しいです。ありがとうございます』
Br「よかったぁ〜、一時はどうなることかと思った」
『というかよくうちで料理できましたね、どうやって作ったんですか？』
｢｢｢｢｢｢･･･｣｣｣｣｣｣
『え？どうしました？』
Na「そ、それよりさ！なんで俺たちのこと見分け付くの？俺ら初対面だよね？」
『…確かに、なんででしょう…』
現在、Aは声ではなく見た目で誰だか判別している。
本人も理由はよく分からずふわっとしている。
『雰囲気？ですかね？なんでか誰が誰だか分かるんですよね…』
Na「俺らのこと大好きじゃん笑」
『はい、大好きです笑 とても』
その返答に面食らったのかNakamuは口をぱくぱくさせている。
無論、それはNakamuだけではなかったようだが。
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クロダ・ルカ - 更新楽しみにしてますね！ (2023年1月2日 12時) (
レス) @page43 id: dc34629a9d (このIDを非表示/違反報告)
那智(プロフ) - ろっぷさん» 大丈夫じゃないかもしれないです笑 (2022年5月21日 1時) (レス) id: 0ed5fe3f11 (このIDを非表示/違反報告)
ろっぷ(プロフ) - ケト るで湯煎www 大丈夫か！？w (2022年5月18日 20時) (レス) @page36 id: 7e18d3bb21 (このIDを非表示/違反報告)
那智(プロフ) - mahoratami-WTさん» ありがとうございます〜！そうです笑なるべく下手に怖く描きました (2022年5月10日 20時) (レス) id: 0ed5fe3f11 (このIDを非表示/違反報告)
mahoratami-WT(プロフ) - ガ.ー.デ.ィ.ッ.ク.フ.ォ.ン.のあの絵は那智さんが描いたんですか？とてもあの絵好きですwwなんか可愛いんですよw これからも無理せずお互いコロナに気を付けましょうね！更新楽しみに待ってます (2022年5月9日 23時) (レス) @page34 id: 87c639ac9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：那智 | 作成日時：2022年4月23日 0時
