僕だったのに ページ26
パニックで何も出来なくなってしまったメンバーに指示を出し強制的に帰宅させたが、スタジオにはまだBroooockが残っていた。
Br「…ねぇきりやん」
きり「どしたん」
Br「僕ね、1番にAさんのこと見つけたの」
きり「うん」
Br「それでね、面白い人だなあって思ってみんなに勧めたの。
そしたら、み〜んなAさんのこと気に入っちゃってさ」
きり「…うん」
Br「別にAさんは僕のじゃないのに、取られた〜って気分になっちゃって」
きり「…」
Br「今回、Aさんと仲良くなるためにわざわざ大掛かりなことをしてるみんなを見て、
〈Aさんを1番最初に見つけたのは僕なのに〉
って変に嫉妬しちゃってたんだよね」
Br「でもさぁ、Aさんからしたらそんなの関係ない訳じゃん。
見つけたのはAさんで、見つけられたのは僕たち"ワイテルズ"
あの人にとって誰が1番に見つけたとか無いんだよ」
Br「…なのにさぁ、それでも心のモヤモヤが取れなくて。
酷いよねぇ、僕」
きり「…Broooock」
Br「なに？」
きり「俺の顔見て」
Br「…」
きり「…下向いてたら分かんないよ」
Br「━━え」
Br「なっ…なんできりやんが泣いてるの」
きり「お前も泣いてんだろ〜が〜！！」
きり「…やっと俺の目見たね」
Br「…っ」
きり「今日はもう家帰ろ？明日沢山話そうよ」
Br「うん…」
Broooockが落ち着くまで待ってスタジオから送り出す。
きり「おやすみBroooock、また明日ね」
Br「うん。きりやんも、おやすみ」
ずっとBroooockに対して笑いかけていたきりやんだったが、玄関のドアが閉まると同時にしゃがみこんでしまった。
きり「はあぁぁあ〜〜〜〜…、
Broooockがちゃんと話してくれて良かったぁ〜…。
…でもさ、Broooock
…嫉妬してるのはみんな同じだよ…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 522人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クロダ・ルカ - 更新楽しみにしてますね！ (2023年1月2日 12時) (
レス) @page43 id: dc34629a9d (このIDを非表示/違反報告)
那智(プロフ) - ろっぷさん» 大丈夫じゃないかもしれないです笑 (2022年5月21日 1時) (レス) id: 0ed5fe3f11 (このIDを非表示/違反報告)
ろっぷ(プロフ) - ケト るで湯煎www 大丈夫か！？w (2022年5月18日 20時) (レス) @page36 id: 7e18d3bb21 (このIDを非表示/違反報告)
那智(プロフ) - mahoratami-WTさん» ありがとうございます〜！そうです笑なるべく下手に怖く描きました (2022年5月10日 20時) (レス) id: 0ed5fe3f11 (このIDを非表示/違反報告)
mahoratami-WT(プロフ) - ガ.ー.デ.ィ.ッ.ク.フ.ォ.ン.のあの絵は那智さんが描いたんですか？とてもあの絵好きですwwなんか可愛いんですよw これからも無理せずお互いコロナに気を付けましょうね！更新楽しみに待ってます (2022年5月9日 23時) (レス) @page34 id: 87c639ac9e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：那智 | 作成日時：2022年4月23日 0時
