あたしと新選組【第38話】 ページ48
〜その頃…
千歳「…ん…んん…？」
？？「やっと目を覚ましたか」
千歳「！ こ、ここは…！？」
？？「島原の店だ。安心しろ、他の
奴らには声は聞こえん」
千歳「！ そうだ…！風間！！」
千歳「ぐっ…手が…！縄をほどきな
さいよ！！」
風間「ほどいたら逃げるのは
わかっている」
千歳「っ…！てかあたしに用って
何なのよ！」
風間「まぁ落ち着け。殺すつもりは
ない。用というのは他でも
ない、お前の親の事だ」
千歳「私の両親が何だっていうの…」
風間「この際はっきり教えてやろう
桜千歳、お前は『鬼』だ」
千歳「は？前もいってたけど鬼って
何なのよ！そんなのいるわけ
ないじゃない！！」
ｶﾞﾗｯ!
？？『ったくうるせぇな！てめぇは
鬼だっつってんだろ！』
千歳『！？』
風間「不知火、大声を出すな。周り
の奴らに聞こえたらどうする」
不知火「千歳ちゃんよぉ、あんたの
お母さんは何て名前だ？」
千歳「…さ、桜…加代…」
風間「やはりな…桜千歳、そいつの
元の名は『雪村加代』
雪村千鶴の父の妹だ」
千歳『！？』
風間「雪村家は東の鬼で最も強い鬼の
一族だ。そしてお前の母は
雪村の家の者だ、つまりー」
風間『お前も雪村の血を継いでいる
女鬼という事だ』
千歳「！？ ち、ちょっと待ってよ！
そんなの簡単に信じられる訳
ないじゃない！」
風間「鬼は嘘をつかん。もし俺が
嘘をついていたとしたら
切腹しても構わん」
千歳「っ…！」
風間「お前の父は人間だ。だから
さほど血が濃い鬼ではない。
だが雪村の血を継いでいる
のは同じだ」
千歳「それで…あたしをどうする
つもり…？」
風間「本来なら雪村千鶴の方が
ふさわしい…だが雪村の血を
継いでいるのであれば…」
千歳「！？ まさか…あたしと結婚
すれば強い鬼が産まれるって
事…！？」
風間「ﾌｯ…理解が早くて助かるな」
千歳「！？ い、嫌！絶対嫌！！」
風間「何が嫌なのだ。特に困る事は
ないだろう？」
千歳「で、でも…！」
風間「だったら良いだろう？」
千歳「っ…！！」
風間「ﾌｯ…諦めろ」
千歳「っ…！(平助…助けて…！)」
ﾊﾞﾀﾝｯ!!!
千歳&風間『！？』
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桐助(プロフ) - 皆さんコメお願いします！！ アドバイスでも何でもいいんで何か コメお願いします！！！ 結構寂しいので………(涙) (2015年12月18日 20時) (
レス) id: d23e8a2a86 (このIDを非表示/違反報告)
蓮コップ - 更新頑張ってください！ (2015年12月9日 20時) (レス) id: 873c2f1df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桐助 | 作成日時：2015年12月1日 22時
