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.sgi side
朝目が覚めて、LINEを見ると見慣れない名前からメッセージが来ていた。
マフラーを預かってます。と。
しばらく考えて、相手が昨日飲み屋で会ったAちゃんだと気付く。
あの子可愛かったなぁ…じゃなくて、マフラーだ。
やり取りをする中で、今晩はお互いに予定がないことが分かった為最寄り駅で受け取ることにした。
今日もまた彼女に会える。
そう考えると心がぽかぽかする自分に気づいた。
▷▶▷▶
待ち合わせの時間、駅前の広場に行くと昨日お店で隣いたAちゃんがいた。少し寒そうに縮こまっていて、昨日よりも何だか小さく見えた。
「Aちゃん。お待たせ」
『あ、須貝さん、こんばんは』
「こんばんは！ごめんね、態々持ってきて貰って。しかも寒い中待たせちゃったみたいで」
『いえ、明日からまた冷え込むそうなので今日中に渡せて良かったです』
優しいなぁ。じーんと来ちゃう。
「Aちゃん、お礼とお詫びと言っては何だけど、軽く飲まない？ご馳走するよ」
『え、そんな悪いです！』
「いいのいいの！それともお腹すいてない？」
『お腹は…すきました。
そしたら、美味しいお店教えてください！この辺のお店詳しくないので』
「オッケー、おすすめ教えちゃう！」
▷▶▷▶
美味しそうに焼き鳥を頬張るAちゃん。癒しだなぁ。
『？？私の顔に何かついてますか？』
「ううん、可愛いなぁって」
固まり、赤くなる彼女。
『もう！そんなことサラッと言わないでください！お世辞なんて！』
「お世辞じゃないよ、Aちゃんは可愛い」
『っっ……酔っ払いですか？』
「Aちゃんに酔ってるかも、なんて」
嘘みたいにくさい言葉がが次から次へと出てくる。
俺も、相当酔ってるなー。
「ねぇ、Aちゃん」
『はい？』
「俺と、飲み友達になってくれませんか？」
『いいですね』
「やったー！」
『声大きいですよ、須貝さん！』
こうして、俺はめでたく地元の可愛い飲み友達をゲットしたのだ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ﾔﾏﾅｼｵﾁﾅｼｲﾐﾅｼ
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nacco(プロフ) - Nulla.さん» コメントありがとうございます！本当だ！全部違ってました…ご指摘ありがとうございました。 (2019年12月4日 17時) (
レス) id: 11a871ef0a (このIDを非表示/違反報告)
Nulla.(プロフ) - コメント失礼します！川上さんの拓郎の郎って［朗］じゃないですかね？勘違いでしたらすみません！更新頑張ってください！ (2019年12月4日 16時) (レス) id: d3e911df95 (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - こんにちは、楽しく読ませていただいております！！リクエストで山本さんとの激甘、甘など読みたいです！できればいくつかの場面で読みたす！お時間ある時にでもよろしくお願いします！ (2019年12月1日 6時) (レス) id: da4a91ac36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：n | 作成日時：2019年11月26日 8時
