酸いか甘いか…kwkm ページ29
この話の続き
返ってきたのは予想だにしない、最悪の言葉だった。
『え、ごめんむり』
つまり、俺は振られたという訳で。
「そっか、分かったわ。押しかけて悪かった」
そうとしか言えず、俺はAの家を飛び出した。
外は未だ土砂降りでどうにでもなれという気持ちで帰路に着く。
正直、あまり振られることは考えてなかった。
Aに彼氏がいないことは知ってたし、互いの家に泊まることもしょっちゅうだ。
俺に好意があるから、心を許してくれていたと思っていたのに。
それとも、Aは誰にでも同じようにするのだろうか。
考えてると気分悪くなってきた。
家に入り、またしてもびしょ濡れになった服を脱ぎ捨て、適当に布団に潜り込む。
もう、何も考えずに寝てしまいたかった。
起きたら日付が変わっていた。
水でも飲もうかと身体を起こそうとすると酷い頭痛が走る。
雨で濡れてそのまま寝てしまったし、風邪をひいたのだろう。
失恋した上に、風邪。
最悪やん。
ふとスマホを見るとAからの通知が来ていた。
Aサングリアつけてたんだけど、いつのみにこれる?
いや、お前ん家もう行かんわ
Aえ、なんで?
何でって…お前が俺をふったからに決まっとるやん。
もう返事をする気力もなくて、そのまままたベットに倒れ込んだ。
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nacco(プロフ) - Nulla.さん» コメントありがとうございます！本当だ！全部違ってました…ご指摘ありがとうございました。 (2019年12月4日 17時) (
レス) id: 11a871ef0a (このIDを非表示/違反報告)
Nulla.(プロフ) - コメント失礼します！川上さんの拓郎の郎って［朗］じゃないですかね？勘違いでしたらすみません！更新頑張ってください！ (2019年12月4日 16時) (レス) id: d3e911df95 (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - こんにちは、楽しく読ませていただいております！！リクエストで山本さんとの激甘、甘など読みたいです！できればいくつかの場面で読みたす！お時間ある時にでもよろしくお願いします！ (2019年12月1日 6時) (レス) id: da4a91ac36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：n | 作成日時：2019年11月26日 8時
