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川上に話があって部屋に入るとAさんが川上に対して怒っていた。
話を聞くと手を貶されたとか。
そんな言う程の手かな、遠目に見るとまだ川上に対する怒りが治まらないのだろう彼女は今にも地団駄踏むのを堪えてるように体が小さく震えていて、つい吹き出してしまった。可愛いなぁ。
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翌日、オフィスに入ると昨日はあんなに怒っていた彼女が何だか挙動不審だった。
目は泳いでるし、手はデスクの上でモゴモゴ動いてる。
「ねぇ、Aさん大丈夫？」
彼女の前で手を振り、声をかけるとハッと気付いたようで大丈夫ですおはようございますと元気に手を挙げる。やっぱり面白い。
と、視界に写る辛子色。
「あれ、爪どうしたの」
『き、昨日家で暇だったので塗ってみたんです』
上手に塗れなかったので、あまり見ないで下さい。なんて隠そうとする。
もしかして、挙動不審な原因はこれ？
ふと昨日川上が他の女の子の爪を褒めていたことを思い出す。そういうことね。
「川上に可愛いって言ってもらえるといいね」
『へっ？』
「だってそれ、川上を見返す為でしょ？」
川上も、女心分からないなりにモテる。羨ましい限りだなと少し嫉妬。
こんな可愛い子にも好かれてるのか。
『違います！むしろ河村さんが！』
「俺？」
予想外の答えに少し驚く。もしかして、
「この色、俺のカーディガンと一緒だね」
彼女の手を取りそう言うと、ぼんっと効果音が聞こえそうな勢いで顔を真っ赤にしていて。
思いも寄らず気持ちが向かい合ってたことが分かって俺はまた笑っちゃった。ごめんね、好きだよ。
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意地悪と意地張り…kwkm→←エナメル･カラー･ポリッシュ…kwmr
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n(プロフ) - 葉華さん» 葉華様✳︎コメント頂きありがとうございます！とっても嬉しいです！また楽しんで頂けるようなお話を紡げたらと思いますので良かったら見にきて下さい❤︎ (1月22日 22時) (
レス) id: 32f17af958 (このIDを非表示/違反報告)
葉華(プロフ) - どれも素敵な作品でキュンキュンしました！素敵な作品をありがとうございます。 (1月19日 5時) (レス) id: 799c11267c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：n | 作成日時：2020年4月22日 21時
