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『やばいなー、どうしよう、プロポーズされたら』
プロポーズ
まさかの言葉に思わず口に含もうとしていたやみつききゅうりを箸から落とす。
普段だったら、とんだ発想の転換すぎて怖いと突っ込んでいた。
ただ、普段では無いのだ。
そう、福良はとの話はまだ続きがある。
｢何で今更Aと会おうと思ったの？｣
Aとのトークページを開いては既読になっていないかを確認する福良に思わず尋ねる。
俺の観測上、A脱退後は俺の結婚式でしか2人は顔を合わせてないはずだった。
｢Aちゃんが30歳までに結婚したがってるって伊沢から聞いて｣
うん？
『Aちゃん今年30歳になるから急いで距離縮めてプロポーズしなきゃって思って』
んんん？
ギャグかと思う論調に思わずこんな発言をしてる人物が福良じゃないことを疑って、メガネを外してもう一度よく見るけどそこにいるのは俺のよく知る福良だった。
｢色々なんで？｣
｢Aちゃんが俺を好きだったことは気づいてたし、俺も機会があったらもっと仲良くなりたいって思ってたんだ。でもそうこうしてる内に辞めちゃって。｣
｢言うても可愛い子だからあの子が結婚したいって言えばしたがる男は他にもいると思うんだよ。だから急がなきゃって思って。｣
伊沢に聞いた日にLINEしたんだけどなー、ブロックされたかなぁと不安げな福良。
なんて声を掛けたら良いか分からなくてあの日は思わず部屋から出てしまった。
つい数日前の会話を思い出して、Aを改めて見る。
そんなに可愛いか？普通じゃない？
｢何でプロポーズになるわけ？｣
『え、勘です。』
怖い。エスパーなの？
否定も出来ずそうなんだと濁して当たり障りない話しをしてその日は早めに解散した。
ちなみに俺と飲んでる時にやっとAは既読をつけて俺の目の前で日時の候補と店を送っていた。
翌日オフィスで会った福良に
｢婚約指輪、どこで買った？｣
と聞かれて同じ部屋に居た言がお茶を吹いていた。
どうぞお幸せに。
．
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n(プロフ) - 葉華さん» 葉華様✳︎コメント頂きありがとうございます！とっても嬉しいです！また楽しんで頂けるようなお話を紡げたらと思いますので良かったら見にきて下さい❤︎ (1月22日 22時) (
レス) id: 32f17af958 (このIDを非表示/違反報告)
葉華(プロフ) - どれも素敵な作品でキュンキュンしました！素敵な作品をありがとうございます。 (1月19日 5時) (レス) id: 799c11267c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：n | 作成日時：2020年4月22日 21時
