もしかしてエスパー…fkr ページ42
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kwmr side
知り合いに声をかけてどんどん広がっていったこの会社も人材派遣会社に登録して新しい縁が増えてきた。
その中、中途採用希望の人の見学を眺めていると福良を見つけて頬を赤らめていることに気づく。きっとファンなんだろうなぁ。
ファンといえば、まだ仲間が少なくてとりあえず手が足りないから財布管理やってくれと伊沢が連れてきたAも福良が大好きだったな。
好きならどんどん話しかけて距離を縮めれば良いのにと側からみて思っていたけど、彼女にとっては福良は一定距離を保って見るものだったらしい。
伊沢や自分と飲みに行くとやれ福良の薄く見えて広い肩幅が良いやらあの伊達メガネをドヤ顔で掛け直すところがいいやらよく分からないことを熱弁していた。なのにその席に福良が顔出した瞬間しおらしくなるのが面白かった。
コロナ禍になりリモートワークが増えて来た頃福良を直に見られないなら辞めてやるとzoom越しに大暴れして本当にそのまま辞めて何やかんや就職した会社でまだ働いていると自分の結婚式の二次会で久しぶりに顔を合わせたときに言っていたっけ。(その時も福良の顔を見ては某ちいさくて可愛い生き物の鳴き声みたいな声を出していた)
元気だろうか。
元気だろうな。
そんなことを考えていると丁度福良が部屋に入ってきたからAの話しを振る。
「覚えてる？A」
何気なく話したつもりなのに、福良の肩がひどく揺れる。
ん？
「覚えてるけど、何で？」
「なんとなく思い出しただけだけど。むしろAと何かあった？」
あーとかんーとか、難問を前にした時の様に唸り声をあげたかと思うと、実はさ、と目を逸らしながら切り出してくる。
何でもお兄さんに言いなさい。(同い年だけど)
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n(プロフ) - 葉華さん» 葉華様✳︎コメント頂きありがとうございます！とっても嬉しいです！また楽しんで頂けるようなお話を紡げたらと思いますので良かったら見にきて下さい❤︎ (1月22日 22時) (
レス) id: 32f17af958 (このIDを非表示/違反報告)
葉華(プロフ) - どれも素敵な作品でキュンキュンしました！素敵な作品をありがとうございます。 (1月19日 5時) (レス) id: 799c11267c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：n | 作成日時：2020年4月22日 21時
