夢でも逢いたい…sgi ページ24
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あれ？って思ったのは一昨日のこと。何か喉に違和感あるなー、鼻が湿ってるなーって。でもまぁ季節の変わり目だし、風邪でしょうと市販薬を飲んでいつも通り過ごした。
ら、今私は40℃の高熱に苦しめられてる。
最悪だ。いい大人なのに熱が辛いだなんて。
駿貴に心配かけたくなくて、具合悪いからと
濁してデートキャンセルの連絡をいれる。
最近何かと忙しい駿貴とやっと久々に予定を合わせられたのに。悔しい。
視界をぼやけさせる涙を拭うのもしんどくて、目をつぶって流すとそのまま意識がフェイドアウトした。
夢を見た
the 高熱の時に見る夢って感じの
私よりも数倍背の高い極彩色の花やキノコに覆われた森を走っていくと、駿貴の仕事な方のふくらさんと鶴崎さんにうさぎ耳とねずみ耳が映えていてお茶会している
雑多にティーカップが積み上げられた長い長いテーブルの奥には、駿貴が大きなシルクハットを被ってティーポットからカップに紅茶を注ぐ
私がデートごめんね、と謝ってもその駿貴は私の言葉に反応しない
ちらっと見て興味無いと言わんばかりにお茶にまた意識を戻す
駿貴、駿貴ーー！！
「お、起きたねA」
『駿、貴……？』
やっとの思いで目元の涙を拭うと、目の前には私の顔を覗き込む駿貴がいた。
『なんでいるの？』
「具合悪いって言うから何か差し入れいるか聞いたのに全然返事なくて、見に来たんだよ」
そしたらめっちゃうなされてるからさーとカラカラと笑う声が心地良い。
『ごめんね、デートも、今日もこうやって駿貴の大事な時間貰っちゃって』
「なーに言ってんのよ、俺に甘えなさい」
熱で上手く回らない頭に駿貴の優しさが染みる。
今ならもっといい夢見れそうだ。
「寝ていいよ、そばにいるから」
怖い夢をみないおまじない。そう言って私のおでこを撫でる長い指が心地よくて私はまた目をつぶった。
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インフル来てますね。
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n(プロフ) - 葉華さん» 葉華様✳︎コメント頂きありがとうございます！とっても嬉しいです！また楽しんで頂けるようなお話を紡げたらと思いますので良かったら見にきて下さい❤︎ (1月22日 22時) (
レス) id: 32f17af958 (このIDを非表示/違反報告)
葉華(プロフ) - どれも素敵な作品でキュンキュンしました！素敵な作品をありがとうございます。 (1月19日 5時) (レス) id: 799c11267c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：n | 作成日時：2020年4月22日 21時
