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料理をしながら話を聞くとこうだった。
言ちゃんと問ちゃんで動画を見返していてオムライス食べたいよねって話になったが問ちゃんの家はIHでフライパンをゆすれず、言ちゃんの家にはオムライスを作れるフライパンが無かった。そこで言ちゃんが私が前にライター無くてコンロで蚊取り線香つけようとして失敗した話を思い出したらしい。(推しにそこまで認知されてるとかやば。)
それで、私の家でオムライスを作って食べようと。
「だから一応、LINE打ったのは俺だけど今回は言ちゃんもそのこと把握してるってわけ」
『そこはそんなに重要じゃないかな。先に言ってよ心臓に悪いから。』
「言ちゃんじゃなくて俺が来たからドキドキしちゃう？」
『ある意味そうだけどさぁ…！』
早々にスープは煮込むターンになったから問ちゃんがオムライス作るのを横で眺める。フライパンの卵を混ぜる手付きがプロっぽい。
『そういえば問ちゃんはお菓子作り得意なんだっけ』
「そうだよー。今度作ってきてあげるね。」
『まじか！楽しみ！』
綺麗にふわふわに焼けた卵をチキンライスの上に盛り付けている時にまたインターホンが鳴った。
「オムライス出来た？」
「丁度今出来たよー」
『タイミング完璧だね！上がって〜』
玄関を開けると最初に会うはずだった言ちゃんがいた。家に招き入れながら、今日も顔が良くて心の中で悶える。
「いや〜、Aちゃんの家がガスコンロで助かったわ。」
どうしても今日問ちゃんのオムライス食べたくてさ〜と嬉しそうに笑う言ちゃん。ご馳走様です。推しの役に立ててオタク冥利につきます！
「「『いただきまーす』」」
3人で手を合わせてから食べ始める。んん、本当にふわとろで美味しい！
「問ちゃん天才的に料理上手だね」
「いいお婿さんになれそう？」
『そうだね〜』
食べるのに夢中で適当に返すと、えっ、と声を漏らす問ちゃん。
顔を見ると、さっきまでの楽しそうな顔から一転耳まで真っ赤になってて言ちゃんは言ちゃんで口にスプーンを咥えたまま目を見開いていた。
(「それってつまり、お婿さんに貰ってくれるってコト？」)
(『突然のちい○わ……』)
(「少なくとも小さくはないよね」)
(「でも可愛いでしょ」)
(『ほっぺいっぱい頬張る言ちゃんがね！』)
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n(プロフ) - 葉華さん» 葉華様✳︎コメント頂きありがとうございます！とっても嬉しいです！また楽しんで頂けるようなお話を紡げたらと思いますので良かったら見にきて下さい❤︎ (1月22日 22時) (
レス) id: 32f17af958 (このIDを非表示/違反報告)
葉華(プロフ) - どれも素敵な作品でキュンキュンしました！素敵な作品をありがとうございます。 (1月19日 5時) (レス) id: 799c11267c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：n | 作成日時：2020年4月22日 21時
