シーツの海で溺れたい…hgsmn ページ20
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ふと、つま先が冷たい気がして目を覚ました。
エアコンを付けずに寝られるようになって数日。夏の間使っていた冷感接触のタオルケットでは肌寒く感じるようになった。
仕事終わりにシャワーだけ浴びて力尽きて寝てた私の横には、その時にはいなかった問ちゃんが寝息を立てて寝ていた。
いつの間に帰ってきたのだろう。最近は問ちゃんが忙しそうで、中々夜会えないことも多い。
気持ち良さそうに寝る問ちゃんを起こさないようにそっとベッドから起き出し、冷蔵庫のミネラルウォーターをコップに注ぐ。
もうすぐ寒くなるなら、白湯飲めるように湯沸かし器出さなきゃなぁと思いながら一気に煽ると身体が余計に寒く感じた。
明日もまだ平日だし早く寝なきゃ。
そう思いつつ布団にはいりついスマホを弄ってると、問ちゃんがムクリと起きる。
『ごめん、起こした？』
「んん、大丈夫」
目を擦っても眠くて開かないようで、薄目で私の存在を確認すると手を伸ばしてくる。
「A、もっとこっち」
首に手を回したかと思うとそのまま抱きしめられる。
くすぐったくなるようなキスをして、問ちゃんはまた目を瞑った。
『問ちゃん、大好きよ』
そう呟いて彼の胸元におでこを寄せる。
甘く落ち着く問ちゃんの香りと温もりに包まれて、私はまた眠りに落ちた。
(朝起きたら問ちゃんに俺も大好きだよ、って返事されて胸元がくすぐったくなった)
(その言葉で今日も頑張れそう)
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n(プロフ) - 葉華さん» 葉華様✳︎コメント頂きありがとうございます！とっても嬉しいです！また楽しんで頂けるようなお話を紡げたらと思いますので良かったら見にきて下さい❤︎ (1月22日 22時) (
レス) id: 32f17af958 (このIDを非表示/違反報告)
葉華(プロフ) - どれも素敵な作品でキュンキュンしました！素敵な作品をありがとうございます。 (1月19日 5時) (レス) id: 799c11267c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：n | 作成日時：2020年4月22日 21時
