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でも、突然彼女は吹っ切れたように元通りになった。
前を向いて、顔色も良くなって。
で、たまに口元が動いてることに気付いた。
1回わざとすれ違うスピードを落としてその口元をよく見たんだよ。
『何て言ってたんですか？』
「それがさ、面白いんだよ。その子パラレルワールドって繰り返してるの」
やべぇ奴かと思った。
検索して、そういう歌詞の歌が相対性理論の楽曲であることを知った。
何曲か聞いてみて、凄いその女の子に似合う歌が多くてびっくりした。
「特別可愛い子って訳じゃないんだけど、凄い印象に残ってるんだよなー」
『ふーん、ちなみに伊沢さんお聞きしたいんですけども』
「お、やっとAさん俺に興味持ってくれた？何？」
『伊沢さんには興味深々ですよ。それより、クマってこれ？』
そう言ってAさんが見せてくれた画像は、正しくその女の子が着けていた物だった。
「そうそう！よく分かったね」
『私も高校の時このクマのキャラクターのバンドにハマってスクバに着けていたんで』
ちなみに、私足立区の私服校通ってたんですけど、ワンチャンあります？なんて聞かれたら運命、感じちゃうじゃないか！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
izw「あの時落ち込んでたのってやっぱり失恋？」
『多分、ダブルスの相方が地区予選の途中で熱中症で倒れて、責任感じたとかじゃないかなぁ』
izw「なんだそら」
『だって私、初恋まだですもん』
気.に.な.る.あ.の.娘/相.対.性.理.論
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n(プロフ) - 葉華さん» 葉華様✳︎コメント頂きありがとうございます！とっても嬉しいです！また楽しんで頂けるようなお話を紡げたらと思いますので良かったら見にきて下さい❤︎ (1月22日 22時) (
レス) id: 32f17af958 (このIDを非表示/違反報告)
葉華(プロフ) - どれも素敵な作品でキュンキュンしました！素敵な作品をありがとうございます。 (1月19日 5時) (レス) id: 799c11267c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：n | 作成日時：2020年4月22日 21時
