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39.冬眠の季節 ページ40

平日の朝


家から徒歩で病院に勤務する僕は

この時期がどうも好きになれない。


10月以降

OctoberからDecemberですよ!


「はぁぁぁ…っ、さむっ…。」


今朝はお猫様と戯れたせいで余計に寒い。

あの温もりが恋しい…


吐く息が白い程の寒さ

悲凪なら喜ぶんだろうな…「兄ちゃん!雪降るかな!」って…


こんな都会に降ったとしても積もらないのに



しばらく歩いてやっと病院についた


院内はあったかいかな




「………。」




微妙

外よりマシって感じ…


いつもこの時期あったかいのに、どうして…


看護師「天官先生、おはようございます。

今日冷えますね…」

「おはようございます。

院内の暖房は…」

看護師「それが、昨日つけてたらしいのですが…誤って朝まで病室以外の暖房が切られててこの様です…

天官先生、風邪ひかないように気をつけてくださいね!」

「はは…気をつけます…。」


一例して何気ない顔でその場を去りました、が





誰だ暖房切ったやつ!!!!


僕が冬眠しちゃうでしょ何してるんですか!!!!



ホッカイロも持ってないしとにかく上に着るしかないか


でも白衣は脱ぎたくない!




「……あの人に頼ってみよう。」

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作者名:まつだ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年8月9日 23時

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