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34.大の大人が ページ35

独歩「あれ…Aと先生…診察室の前で何してるんですか…?」

「!!独歩さん…!!」

ススス…


咄嗟に後ろに隠れた。

今怖いのは神宮寺先生とあのムカデですからね。


人間って怖いですね!!!


「助けてください独歩さん!神宮寺先生がいじめてくるんです!」

独歩「?先生が…?」

寂雷「そんなことないよ。

私はただ、天官先生を宥めようと…。」

「悪化してますけど!」

独歩「A…流石にそれは嘘だろ…?」

「信者め…。」


とりあえず今の状況を説明し、中には入らないと伝えた。

すると、独歩さんはとんでもないことを言った。


独歩「…捕まえて毒島さんのところにでも…。」

「…………本気ですか?」



初めて人を軽蔑する目で見た。


……すみません嘘つきました。初めてじゃないです。


入間銃兎にもしたことあります。


独歩「じょ、冗談!冗談だからその目をやめてくれ!

けど…困ったな…。今日はAの診察室にある医療機器の整備をしに来たんだが…。


よし…。」

独歩さんは僕に鞄を預けた。

独歩「ちょっと行ってくる。」


その姿はさながら勇者の様でした。



※ただのムカデ退治です

35.失った信頼→←33.可愛い脅迫



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作者名:まつだ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年8月9日 23時

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