27.日頃の疲れ ページ28
「お大事にね。」
午前の部、診察終了
ぐい〜っと伸びをすると、直後力が抜けた
やっと休憩だ…
ご飯食べよう
今日のコンビニ飯は昆布のおにぎり
美味しいんですこれ!
……ん?なんか肩が重い
というか腰もだるい
取り憑かれた…?
いや多分疲れだろうな…
最近は遅く帰ることも多いし、薬をなかなか飲んでくれない子供もいる。
それは疲れるな…
「!あ、そうだ…!」
今あのお方も休憩中だと思うし行ってみよう
ーーー
「神宮寺先生、少し良いですか?」
寂雷「?休憩時間にわざわざ来るなんて珍しいですね、天官先生」
「あはは…実はですね…折り合って頼みがありまして
マッサージしていただけませんか?」
寂雷「マッサージ?」
「はい、お恥ずかしながら肩こりや腰が痛くて…
かと言って弟に頼むと…」
ーーー
「それじゃあ、僕はうつ伏せになるから上に乗って…」
悲凪「え、むしろ良いの?」
「え、何が?」
ーーー
「…なんか危なさそうなのでやめました。
それからというもの、肩は自分でなんとかなるんですけど…やっぱり他力じゃないと疲れが取れなくて…。
お時間頂戴したいと思って…。」
寂雷「そうでしたか…、わかりました。あまり上手くないかもしれませんが…」
「そんな…!全然大丈夫ですよ!」
よし、なんとか許可を得た!
これで少しは午後の診察とか楽になってほしいな!
510人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ