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19.天官の羞恥心 ページ20

「…あ、あのですね…神宮寺先生、先程の事
他言しないでくださいね…?」

寂雷「ふふっ、心配しなくても大丈夫だよ。誰にでも泣かない時だってありますし、理由だってそれぞれです。」

「よ、良かった…。」

流石に29歳男が泣いてる、何て知り合いに広まったら恥ずかしいですもんね。

特に、弟にはバレたくないですし…

寂雷「あぁ、そうだ。

実は今日ね、小児科の患者さんから「天官先生は?」って聞かれて…

お休みだよ、と答えたら残念そうな顔をしていたよ。」

「…悪いこと、しちゃいましたね…。」

寂雷「それほど天官先生が優しいということだね。

子供は見た目じゃなくて、その人の性格に敏感だから。」

「…明日、出勤できますかね…?」

寂雷「今日の夜次第じゃないかな?

本当は明日も休んでほしいけれど…天官先生はすぐにでも復帰したいですよね。」

「あはは…お見通しですか…。」


感覚的に熱も今朝よりは引いてきた。

食欲も戻ってきたし、会話も苦じゃない。

寂雷「私は夕方までいるからゆっくりしていて良いよ。」

「…それじゃあ、もう少し寝てます。」

寂雷「…おやすみなさい。」


目を閉じると、やはり熱が引いているのか眠気が襲った。


眠りにつこうとした、その時




悲凪「………兄ちゃんに何してんだよ…。」


神宮寺先生の手が右の頬に触れたと同時に

激おこの悲凪が立っていた。





神宮寺先生が何をしようとしたのかは不明ですが


軽い修羅場になって




 


残念ながら寝れませんでした。

20.勘違いの種→←18.訪問神宮寺



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作者名:まつだ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年8月9日 23時

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