51.おいでませ、キョウトディビジョン2 ページ3
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「……なぜ…。」
…
「なぜ貴様らがここにいるんだ!!
観光だろ!なぜ私についてくる!!!」
左馬刻「泊まるとこねーからに決まってんだろ。」
「観光なのに宿予約してないのか!?」
銃兎「私たちは端からココに来る予定でしたよ。
プラン通りです。」
「……つまり、私の実家に泊まって宿代を無くそうと…?」
理鶯「許してくれ。小官は反対したのだが…多数決で負けてしまった。」
現在時刻18時
キョウトまでは一緒に行こうと新幹線に乗ったは良いものの
結局最後までついてきた。
途中からおかしいとは思ったんだ。
はぁ…
1人は良いだろう…反対はしてくれたし
残り2人は舐めてるな…
左馬刻「てかこんだけ広いんだから泊めてくれよ。
庭まであんじゃねーか」
銃兎「風流ですね。
てっきり、ハーフなので洋風かと思いましたが、和風なんですね。」
理鶯「……。」
…申し訳なさそうに見てくるな…
はぁ…
「わかった。とりあえず中の者に聞いてくる、待ってろ。」
全く、何で私がこんな目に…
…その笑みをやめろ入間。
ーーー
ーー
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「…良いそうだ。」
左馬刻「…ンでそんなにげっそりしてンだよ。」
「…聞くか?」
左馬刻「?おう。」
「…私の友達なら大歓迎、むしろ追い返す理由がない、だそうだ…。否定したのに…。」
銃兎「友達だと思われてるのですね、それは好都合。」
「…反社会勢力だけは隠せよ左馬刻。さすがに警官と若頭がつるんでるのはまずい。」
左馬刻「だとよ、うさポリ。」
銃兎「話を振るな。」
…あぁ、これでは休まりそうにない。
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