し ページ4
『え、彼方は？』
気づいたらもう遅かった
彼方は、ビールを飲んですぐに部屋へ戻ってしまった
あ「あー、作業終わんないからって。ご飯いらないらしいですよ」
『そっか…』
勝手に期待して、馬鹿みたい
『あ、はい。どうぞ』
何種類か作ったおつまみを机にのせる
あ「おいしそー！！」
『今唐揚げも作ってるから。ご飯はいる？』
あ「いいんですか？」
『若い男が遠慮しないの！』
寂しさを紛らわしながら私はキッチンへ戻る
何も言わないで戻るなんて
さみしい
私の顔を見て何も思わなかったのかな
『はい。どうぞ！』
あ「わー！嬉しいなぁ」
私はテレビをつける
わはははと笑い声が
私たちは話しながら、テレビを見ては笑っていた
『…彼方、なんか言ってた？』
あ「えっ」
少し動揺している
何か言ったんだなぁ
『私をどう追い出そうか相談された？』
あ「はい？」
『え？』
まるであほですか？と言うような顔でこっちを見る天宮くん
あ「ぎゃくですよ〜」
あっ
酔ってる
あ「そらるさん、めっちゃAへんぱいのことべた褒めしてましたから〜」
『へ！？』
あ「さっきだってAへんぱいがいなくらったとたん顔を机にぶつけて「かわいい」って言っ『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁもういいです！！！』
なにそれなにそれ
嘘でしょ…！！
あ「変なしんぱいしなくてもへいきれす〜」
『うぅ…ありがとう』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 310人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくらもんじゅ(プロフ) - いえいえ。これからも頑張ってください！ (2018年8月5日 12時) (
レス) id: 3207ba56b6 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - さくらもんじゅさん» 嬉しいです。感動してくださりありがとうございました〜！！ (2018年8月5日 11時) (レス) id: e1a8eff171 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもんじゅ(プロフ) - この作品むっちゃ好きです！なんか感動しました！ (2018年8月5日 11時) (レス) id: 3207ba56b6 (このIDを非表示/違反報告)
あーみん - はい！続編も読むぜ！！！行って来まーす！ (2018年8月2日 7時) (レス) id: b722b0e27f (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - あーみんさん» あーみんさん、紅蓮さん。嬉しいです(泣)初投稿で不安だったのですが、皆様優しすぎてありがたいです…これからもぜひ読んでいただけると嬉しいです(´∇｀) (2018年8月1日 18時) (レス) id: e1a8eff171 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はな | 作成日時：2018年7月30日 1時
