漫画版☆妖界ナビ・ルナ～part２～ (ページ7)

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第３７話　亡くなっていた父と母ページ7

も・ス「「A！」」

A「もっけ、スネリ。」

も「そろそろ行けるか？」

ス「あれでよかったの？A。」

A「・・・うん。もうこの町に戻ってくる事はないだろうね。・・・」

も「A？」

A「・・・ねぇ、この空は天国に繋がっていると思う？私の父さんと母さんは、そこに居るのかな」

ス「・・・気づいていたの？」

A「なんとなく・・・。2人が生きていたら、私を1人学校に預ける筈がないから・・・。」

ス「レンメイ様は命と引き換えに貴女を産んだの。清吾様は貴女を守るためにその身を投げうった・・・。」

A「・・・。」

も・ス「「A」」

A「？」

も「Aには俺達がついてる。ずっと側に居てお前を守る。」

ス「そうよ、A。私達が居る事を忘れないで。」

A「もっけ、スネリ・・・2人共ありがとう。大好きよ」

～・～・～

｛バサッ｝

A「ま、まさか鳥に乗る日が来るとは・・・。」

も「まぁ、いままでは人間だったんだしな。」

ス「そういえばA。あの木箱のふたにも文字があったのに気付いた？」

A「そうなの？」

も「あれは俺達が聞いてた伝説の子の言い伝えだ。Aにぴったりな言葉なんだよ。まるでお前が生まれる事を、ずっと昔から分かってたみたいに。」

A「それって・・・父さんと母さんも？」

も「きっとな。」

"天高く舞ひあまたの心憂き事を許し心鬼神に通じ魂天地におさめよ"

お父さん、お母さん
この空のどこかに居るでしょうか。

私の事、どうかこれからも

見守っていてください──・・・。

～・～・～

？「伝説の子が動いたか。それはそれは、楽しみじゃのう。必ずや悠久の玉を手に入れてみせる・・・のう、タイ。」

タ「・・・。」