ab ページ14
“来て”と手招きされついて行く。
阿部「あ、あの、お兄さん、」
渡辺「ん?」
阿部「なんて、お呼びすればいいですか?」
普段はこんなこと聞いた事ない。
聞こうと思わないのに、、
自然と口から言葉が出ていた。
渡辺「えっとね、○太って名前だから好きなように呼んで?」
阿部「○太、、○太さんとか?」
渡辺「いいね、そうしよ」
阿部「わかりました!」
渡辺「君は?」
阿部「え?」
渡辺「名前、」
阿部「あ、りょう、へい、です」
渡辺「じゃあ、亮平くんとか?」
阿部「はい!まぁ、くん付け呼び慣れてないので呼び捨てとかでもいいんですけどね(笑」
渡辺「慣れてないの?」
阿部「はい、普段は苗字にちゃん付けなんです」
渡辺「ちゃん付け?珍しいね」
阿部「ですよね(笑」
名前を聞かれそこから話が広がった
話が繋がる度に胸がド○○キして温かくなる。
なんか、不思議な感じ。
渡辺「まぁ、慣れてないの可愛いし、俺はくん付けにするね(笑」
阿部「か、可愛いかどうかはわかんないですけど、わかりました!」
渡辺「ふはっ、」
阿部「え、今笑う要素ありました?(笑」
渡辺「俺ね、笑いのツボ浅いんだよね(笑」
阿部「あぁ、そんなんですね(笑」
ってか、あれ?
道を進んでいく度に気づいたことがある。
阿部「今、どこに向かってるんですか?」
ホテル街じゃなくてだんだんと住宅街へ進んでいく。
渡辺「え、俺ん家だけど、」
阿部「へ?」
渡辺「ダメだった?」
阿部「いやいや、全然!」
渡辺「そう?じゃあ、良かった」
人の家に行くなんて初めてでなんか、緊張してきた。
・
渡辺「もうすぐ着くよ」
あれから少し話し、10分くらいした時に
○太さんに声をかけられた。
阿部「了解です」
話して少しほぐれた緊張もまた更に加速する。
○太さんにバレないようにしないと、、
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作者名:雪田です | 作成日時:2020年6月10日 2時