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( JM side )
ヌナはしっかりもので、強くて
泣いているところなんて見た事がなかった。
唯一のヨジャだけど
妬まれることはなく
周りからも愛されているし
まさか、こんな事があるとは誰も思わない。
小さい身体で、1人で、
こんなに辛いことを抱えていたなんて。
考えるだけで心がギュッと締め付けられる。
「‥‥おいで」
そう言ったヌナの腕の中に飛び込む
本当なら、僕が抱きしめる側なんだろうけど。
「その優しさだけで十分だよ」
JM「でも、」
「私が子供の頃は皆見てるだけで、助けてくれる人なんていなかった」
「だからこんなに優しい弟を持てて、ヌナは幸せです！」
‥‥まだ、彼女はきっと何かを隠してる。
いまは触れないけど、いつか
ヌナのタイミングで話してくれる日を待つよ。
「本当にありがとう。大好きだよジミナ」
JM「僕も、大好きです」
ひとりの人として。女の子として。
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作者名：ai | 作成日時：2019年1月15日 1時
