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それからたわいもない話をして、アイスを食べ切った。
藤牧「じゃ、また。準備頑張って」
『京介君もね〜』
お互いバイバイして、控え室に足を向ける。
藤牧「あ、そうだ」
『ん？』
振り向くと京介君近寄ってきて
藤牧「…これ」
そう手渡してきたのはアイスのお金だった。
しかもしっかり2人分。
『え？いいよ。手伝ってもらったお礼だし、いいって』
藤牧「なんか嫌じゃん。女の子にお金出さすの」
いいから。
そう、無理やり手を掴まれてお金を握らされた。
『京介君は優しいね、いつも本当ありがとう』
藤牧「…まあ、俺優しいからねえ」
襟直すときも少し屈んでくれたり、
荷物運んでくれたり、
目を見てありがとうって言ってくれたり、
今のもそうだし。
些細な事だけど、本当に優しいなって。
耳を赤くした彼を見つめる。
…にしても中々手を離してくれないな。
沈黙した時間が流れる。
『…ん？京介君？そろそろ、ね？手を、』
藤牧「あー…まあその、…普段こうしてゆっくり話もできないわけだし。…シンプルに俺にも構ってくださいよ〜っていう、ね」
言ってて恥ずかしくなったのか、歯切れの悪い台詞を残して
じゃっ！！
と、颯爽と走っていった。
変なの。
ちょっとおかしな京介君を見届けて、控室に向かった。
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みなみ - 主様のペースで全然大丈夫ですよっ！！🤭更新された日はすごく嬉しいです。このお話本当に好きで、更新はまだかまだかといつも確認しています(笑)😂完結するまで楽しみにしています！！頑張ってください！！ (8月12日 0時) (
レス) id: 0c99d37284 (このIDを非表示/違反報告)
あいう(プロフ) - 更新、そして続編もあるとのこと、とっても嬉しいです🥹！楽しみにしています！！！作者様のペースでこれからも更新頑張ってください^_^🎶 (8月11日 22時) (レス) @page50 id: e27a4b5f22 (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - ずーーっと大好きですこの作品！好きすぎて何回目だよってくらい読み返しています(笑)な様のペースで更新頑張ってください！応援しています＾＾ (6月17日 14時) (レス) @page39 id: 0459d68993 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - この小説を見つけた時からもう大好きなんです…🤦♀️こんな感じのお話を書いてる方があまりいないので、出会えて良かったです。これからもずっと更新待ってます！！ (5月18日 21時) (レス) id: 0c99d37284 (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - 匠海くん推しなのでこの作品はたまりませんっ…！！更新すごく楽しみにしています＾＾ (2023年5月2日 13時) (レス) id: 732715e1a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な | 作成日時：2023年4月26日 2時
