検索窓
今日:47 hit、昨日:261 hit、合計:115,538 hit

8 ページ8







『ところで京介君、こんな所で道草してて良いの?』



藤牧「うん。1時間くらい時間空いちゃって。コンビニ行こうとしたらバッグが歩いてたから声かけた。今日市川さんしか見当たらなかったから、匠海が大騒ぎしてたよ」



『え?なんで?』



藤牧「さあ?」



じゃあ俺バニラ〜って言いながらボタンを押す。



『じゃあ私はチョコにしよ〜っと』







2人でアイスを選んでからベンチに腰掛ける。



藤牧「そういえば匠海で思い出したけど、昨日帰りの車で匠海が、今日は赤飯や〜!Aちゃん記念日や〜!って叫んでたけどなんかあったの?」



『…ブッ、』



藤牧「うわ汚っ!なにやってんのも〜、」







そんなの、むせずにはいられないでしょう。



『ゲホッ、…ふぅ、、…ただ、下の名前で呼んだだけだよ』



藤牧「あ〜、匠海だけ苗字だったもんね」







まさかそんなに喜ぶとは。



そんなに嬉しかったのかと思うと、思わず頬が緩む。







藤牧「…なんで匠海だけ敬語で苗字呼びだったのか聞いてもいい?」



『…たいした理由じゃないよ?』







そっと話し始める私に顔を向ける京介君。



『初めて会った時、1番年上に見えたの』



藤牧「…はぁえ?」



『いや、今思うと全然なんだけど、礼儀正しさとか、貫禄というか、、とにかく、この人が1番年上で偉い人なのかなって思ってて、そこからずっと敬語だったから今更馴れ馴れしいのは、、ってなって』



洸人君も年上だと思ってたけど、話しやすかったしな。



まあ、匠海君も話しやすかったけど、なぜか緊張してしまって、、。










藤牧「…Aちゃんって、もしかしてアホだったりする?」



『なっ、、!それは失礼!』



ごめんごめん、なんて笑いながら言ってるけど、許してあげないからね。




9→←7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (115 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
457人がお気に入り
設定タグ:INI , 尾崎匠海 , 藤牧京介   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みなみ - 主様のペースで全然大丈夫ですよっ!!🤭更新された日はすごく嬉しいです。このお話本当に好きで、更新はまだかまだかといつも確認しています(笑)😂完結するまで楽しみにしています!!頑張ってください!! (8月12日 0時) (レス) id: 0c99d37284 (このIDを非表示/違反報告)
あいう(プロフ) - 更新、そして続編もあるとのこと、とっても嬉しいです🥹!楽しみにしています!!!作者様のペースでこれからも更新頑張ってください^_^🎶 (8月11日 22時) (レス) @page50 id: e27a4b5f22 (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - ずーーっと大好きですこの作品!好きすぎて何回目だよってくらい読み返しています(笑)な様のペースで更新頑張ってください!応援しています^^ (6月17日 14時) (レス) @page39 id: 0459d68993 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - この小説を見つけた時からもう大好きなんです…🤦‍♀️こんな感じのお話を書いてる方があまりいないので、出会えて良かったです。これからもずっと更新待ってます!! (5月18日 21時) (レス) id: 0c99d37284 (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - 匠海くん推しなのでこの作品はたまりませんっ…!!更新すごく楽しみにしています^^ (2023年5月2日 13時) (レス) id: 732715e1a8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2023年4月26日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。