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市川さんの事務所に着いて、今日使った物の片付けをしていく。




















尾崎「なんか、距離感じて寂しいねんけど」





あの後、時が止まったみたいにお互いが見つめ合っていた。



見つめ合っていたっていうか、寂しそうな表情の尾崎さんから目が離せなかったんだ。







『…あ、あの、』



佐野「あれ!?匠海さ〜ん、Aちゃんにぴったりくっついてなにやってんすか〜!?」





やっとの事で声を出したが、ニヤニヤして近づく雄大君によって阻まれた。



尾崎「げ、よりにもよって雄大が来た」



佐野「げ、ってなんやねん。もう皆帰るで」



尾崎「…あー、分かった。今行く」





Aちゃんまたな〜って手を振りながら可愛い笑顔を残して出て行った雄大君。





…ちくしょー、可愛すぎんけ、、。







尾崎「Aちゃん、顔にやけとるで。やめとき、その顔」



『なっ、早く帰らないと置いて行かれますよ?』



尾崎「そうやねんけど、質問の答え貰ってへんから!」





あー、そういえば会話中だったな。



ふと横を見ると、尾崎さんもこっちを見ていた。



『っ、』



顔が思ったより近くて不覚にもドキッとしてしまう。






尾崎「匠海君、は?」



『…』



尾崎「た、く、み、ほら、ゆうてみ?」



『…、くん』



尾崎「ん?聞こえんかった、もう一回!」



『…匠海君!ほら、聞こえましたよね?早く帰りましょう!!』





そう言って無理矢理腕を掴んで立たせる。



ちょっと熱くなった顔を出来るだけ見られない様に、匠海君の体を入り口の方に向けた。





等の本人はと言うと、



尾崎「よっしゃ!やっと呼んでくれた!今日は赤飯や!」



なんて大喜び。



私のドキドキ返してほしい。












でもね、





ほらまた、思い出して頬が熱くなるんだ。





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設定タグ:INI , 尾崎匠海 , 藤牧京介   
作品ジャンル:恋愛
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みなみ - 主様のペースで全然大丈夫ですよっ!!🤭更新された日はすごく嬉しいです。このお話本当に好きで、更新はまだかまだかといつも確認しています(笑)😂完結するまで楽しみにしています!!頑張ってください!! (8月12日 0時) (レス) id: 0c99d37284 (このIDを非表示/違反報告)
あいう(プロフ) - 更新、そして続編もあるとのこと、とっても嬉しいです🥹!楽しみにしています!!!作者様のペースでこれからも更新頑張ってください^_^🎶 (8月11日 22時) (レス) @page50 id: e27a4b5f22 (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - ずーーっと大好きですこの作品!好きすぎて何回目だよってくらい読み返しています(笑)な様のペースで更新頑張ってください!応援しています^^ (6月17日 14時) (レス) @page39 id: 0459d68993 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - この小説を見つけた時からもう大好きなんです…🤦‍♀️こんな感じのお話を書いてる方があまりいないので、出会えて良かったです。これからもずっと更新待ってます!! (5月18日 21時) (レス) id: 0c99d37284 (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - 匠海くん推しなのでこの作品はたまりませんっ…!!更新すごく楽しみにしています^^ (2023年5月2日 13時) (レス) id: 732715e1a8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年4月26日 2時

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