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『お、おはようございます』
尾崎「おー!おはよう。今日も晴れてて暑いなあ」
『そうだね、』
…。
いや、気まずい。
普段天気の話なんかしないじゃん。
そういえば今日も撮影前遊びに来なかったな。
…来て欲しかったな。
…なんつって。
沈黙のまま衣装チェックして、雄大君の撮影を眺める。
匠海君もなにも喋らないし。
いつも息吸ってる?ってくらいずっと喋ってるのに。
なんか、気まずい通り越して寂しい。
藤牧「なに、ここお化け屋敷かなんか?」
『わ!京介君!びっくりした、』
尾崎「なんや、京介か」
藤牧「いや、2人とも暗い顔して雄大の撮影見てるから、雄大もビビってんじゃない?」
そう聞いて雄大君に目を移すと、気まずそうにピースしてきた。
そっと私もピースを送る。
横を見ると、匠海君も控えめなピースをしていた。
『ふはっ笑 なにこれ。笑』
尾崎「ははっ笑 ほんまやなあ。笑」
これがきっかけで一気に緊張が解けたというか、穏やかな空気に変わった。
こっそり京介君にお礼言おうと思ったのに、気付いたら居なくなってた。
また、京介君に助けられた気がする。
それから匠海君の番になるまでいつも通りくだらない話をした。
松田「ちょっと〜。Aちゃんたくみんの事見過ぎじゃない?」
『え!?そんな事ないよ!?』
撮影に呼ばれた匠海君。
じゃあ、行ってくるなあ、って柔らかい笑顔で見られて、見惚れてたらしい。
次の準備で来た迅君に注意されちゃった。
松田「Aちゃんって分かりやすいよね」
『…っと、言いますと?』
松田「たくみんと何か合ったでしょ」
『え!?何もないよ!?』
と、分かりやすく動揺してしまった。
迅君はふぅ〜ん?なんてニヤニヤして見てくるし。
『ほ、ほら!衣装ちょっと直すよ!』
松田「は〜い」
くぅ〜。迅君ってば鋭いな。
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みなみ - 主様のペースで全然大丈夫ですよっ!!🤭更新された日はすごく嬉しいです。このお話本当に好きで、更新はまだかまだかといつも確認しています(笑)😂完結するまで楽しみにしています!!頑張ってください!! (8月12日 0時) (レス) id: 0c99d37284 (このIDを非表示/違反報告)
あいう(プロフ) - 更新、そして続編もあるとのこと、とっても嬉しいです🥹!楽しみにしています!!!作者様のペースでこれからも更新頑張ってください^_^🎶 (8月11日 22時) (レス) @page50 id: e27a4b5f22 (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - ずーーっと大好きですこの作品!好きすぎて何回目だよってくらい読み返しています(笑)な様のペースで更新頑張ってください!応援しています^^ (6月17日 14時) (レス) @page39 id: 0459d68993 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - この小説を見つけた時からもう大好きなんです…🤦♀️こんな感じのお話を書いてる方があまりいないので、出会えて良かったです。これからもずっと更新待ってます!! (5月18日 21時) (レス) id: 0c99d37284 (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - 匠海くん推しなのでこの作品はたまりませんっ…!!更新すごく楽しみにしています^^ (2023年5月2日 13時) (レス) id: 732715e1a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:な | 作成日時:2023年4月26日 2時