ふわふわ天然系3 (ページ14)

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決めた。

大谷「ちょっと出ます」
職員「へ？」
大谷「明日はオフですよね？」
職員「はい、1日予定なしです」
大谷「明日の夜には戻るんで」
職員「わかりました…気をつけてくださいね」

いざ、Aさんの元へ。
さっき来たLINEを見て、会いたくて仕方なくなった。
だって…

大谷「可愛すぎるだろ…」

従姉妹の結婚式に出席するためのドレス。
いつものAさんとはちょっと違う。
黒だけど、レースだったり刺繍だったり。
なんというか…可愛いし大人っぽいし、セクシーだし。
こんなの見ちゃったら会いたくなる。
もう年内は会う予定なかったし。
僕が今、北海道だったら会いには行けなかっただろうけど、運良く東京にいる。
泊まるところは着いてから考えよう。
最悪、西川さんちに泊めてもらおう。
そう思いながら新幹線に飛び乗った。

大谷「着いた…」

新大阪。
結婚式は大阪の式場。
それとなく聞いてみた。
ここからタクシーで行けば披露宴が終わる頃には間に合うかも。
運転手さんにちょっと急いでもらって、なんとか到着。

大谷「ここか」

もう終わったのかな？着飾った人たちがたくさん。
仕事終わりだったからスーツのまま来たけど、良かったな。

「え！大谷さん！？」

すぐ会えちゃうんだから、もう運命じゃない？