ふわふわ天然系4 (ページ7)

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楽しい時間って、なんで過ぎるん早いんやろ。
1週間なんてあっという間。

大谷「またしばらく会えないけど、毎日電話とLINEするからね」
「うん。でも疲れてる時は無理せんとってな」
大谷「いつも無理なんてしてないよ。
声聞かなきゃ元気でないし、癒されない！」
「んふ！あ、怪我には気をつけてな」
大谷「うん、任せて」
「じゃー…行きます」
大谷「うん…またね」

翔平くんがギューっと抱きしめてくれた。
泣きそう…でも今は我慢。

飛行機に乗り込んで、席に座ってからドバーッて涙が溢れてきて自分でもビックリ。
CAさんにも隣のおば様にももの凄く心配されるし。
でも涙は全然止まらんくて…

「頭イタ…寝よ…」

目を閉じたら翔平くんの顔ばっかり浮かんできて、また涙が出てきたけど。

「着いたー…」

疲れた…
体はガチガチやし、まだ眠いし頭はボーっとしてる。

西川「A！」
「はるぽん…」

空港で待ってくれてた遥輝の顔を見たら、また涙が…

西川「おいおい、何泣いてんねん」
「泣いてないし」
西川「いや、泣いてるやん」

ギュって抱きついたら、何も言わずに背中を撫でてくれる。
なんで泣いてるかわかってるんやろな。
さすがはるぽん。

西川「まだ頭ボーっとしてるやろ」
「してる…眠い」
西川「腹は？減ってる？」
「減ってる」
西川「軽く食べて帰ろか」
「うん」

今日はとことん甘えよう。
いつも甘え過ぎてるけど。