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付き合う事になった次の日も相変わらずいつものカフェで一緒に休憩してたんだよな、確か。
「なぁ、米津くん」
米津「はい」
「あのな、付き合う事になったから敬語やめへん？」
米津「あ、そうですね」
「いや、敬語やん」
米津「あーうん、そうしよう」
「ぎこちないな」
米津「これから慣れる予定で…す」
ずっと敬語だったから、いきなりやめろって言われても無理すぎる。
「あ、あとAさんもなし」
米津「え…じゃ何て呼べば…」
「やっぱ呼びすて？Aって」
米津「えー」
ハードル高え…
米津「A…ちゃん」
「それはそれで萌え！」
米津「Aちゃんも米津くんって呼ぶのやめて」
「何て呼べばいい？」
米津「玄師…がいい」
「玄師」
良い…めちゃくちゃ良い。
呼び方１つ変わるだけで、グッと近づいた感じがする。
米津「Aちゃん」
「ん？」
米津「次、いつ休み？」
「次の休みはー…明後日」
米津「会える？」
「もちろん！」
この間までの俺とは大違いだな。
付き合うって凄い。
米津「どこか出かける？」
あまり大阪の事は知らないし、人が多い所はあまり好きじゃない。
「んー玄師の家行こう！その方がゆっくり出来るやろ？」
たぶん気を使ってくれたんだろうな。
米津「いいの？」
「うん。ゆっくりお話しよう」
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作者名：なな | 作成日時：2018年2月17日 0時
