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り『いらっしゃ…え…』
「りっちゃんー！来たよー」
りっちゃんの目が点。
「めっちゃ可愛いやん！お店！」
り『…』
うん、りっちゃん固まってる。
米津「A」
「ん？」
米津「りっちゃん固まった」
「あ、ほんまや」
りっちゃんだけじゃない。店員さんも今店にいるお客さんも。
「りっちゃーん、おーい」
り『…はっ！ごめんなさい！』
「大丈夫？あの、こちら菅田くんです」
菅田『こんにちは』
り『こんにちは…』
米津「ごめんね、急に」
り『いえ！全然！ちょっとビックリしちゃいました』
そりゃそうだよな。
いきなり菅田将暉現れたら誰だってビックリするわな。
り『米津さんと菅田くんのコンビはさすがの私も驚きますね』
米津「いつも冷静なのに」
り『いつも結構緊張してますよ』
米津「そうなんだ」
「なになに？」
米津「りっちゃん、俺に緊張してるんだって」
「玄師に？なんで？」
なんで？って質問ちょっとおかしくない？
俺、一応歌手だからさ。
菅田『Aちゃーん！このワンピース可愛いで』
「ほんまや！それ買うー。
りっちゃん、今日はりっちゃんの売り上げに貢献しまくるから」
り『ありがとうございます！』
行っちゃった。ここに1人にされても困るんですけど。
トボトボと3人がいる所まで向かった。
「これ可愛い！」
り『私も思ってました！まだ買ってないけど』
菅田『2人とも似合いそー』
そうだ、いい事思いついた。
他のを見るふりをしながら、店員さんに今Aが見ているレースのキャミワンピがもう一枚ないか聞いた。
米津「それ１つ置いててください」
とりあえず1枚ゲット。
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作者名：なな | 作成日時：2018年2月17日 0時
