てぐんさんの嫁9 (ページ25)

今日:25 hit、昨日:0 hit、合計:62,350 hit

377 ページ25

HK「おっはよーヌナ」
「おはよ」
HK「よく眠れた？」
「うん！」

笑顔でそう言ったAヌナだけど、嘘だとすぐにわかった。
目が腫れている。

HK「嘘つき」
「へへ。バレた？でももう大丈夫だよ！
だから心配しないでね」

背伸びをしながら僕の頭を撫でるヌナ。
可愛い。

HK「今日はいっぱい食べよう」
「よし！そうしよ！食べまくる！」

日本のスタッフに聞いたパンケーキ屋さんに行くとすでに行列が出来ていた。

「わぁー凄い行列」
HK「だねー頑張って並ぼう」
「うん！」

並びながらAヌナといろんな話をした。
欲しいスニーカーの話、行きたい所、皆の事、テグニひょんの事、テグニひょんのキスシーンの話。

「今日テグナとちゃんと話そうと思って」
HK「そっか。大丈夫？」
「大丈夫！心配かけてごめんね」

Aヌナは我慢しすぎる所がある。
いつも口では大丈夫だなんて言っているけど、皆のいない所で泣いてる事ぐらい皆知っている。
僕はAヌナからしたらまだまだ子供。
実際に気の利いた事１つも言えない。
皆みたいにヌナに頼ってもらえない。悔しい。

HK「Aヌナ」
「ん？」
HK「Aヌナの中で僕はまだまだ子供かもしれないし、頼りないかもしれないけど、僕にもAヌナの辛さとか分けてね。
僕だってAヌナの支えになりたいってずっと思ってるよ」
「ヒョガの事、頼りないなんて思った事ないよ！
辛い時とか苦しい時とかいつもヒョガの笑顔に救われてるもん。ありがと、ヒョガ」

また背伸びをして僕の頭を撫でる。

HK「良かった」

僕もAヌナの頭を撫でる。

「ふふ。頭撫で合ってるって変だね」
HK「めっちゃ見られてる」

2人で笑った。
その後、パンケーキに2人で大興奮した。
食べ終わって外に出るとマネひょんから写メが届く。

HK「あ！」
「どうしたの？」
HK「見て」

マネひょんからきた写真には頭を撫で合っている僕たちが写っていた。

マ【なんか怪しい2人がいたから撮った】