てぐんさんの嫁9 (ページ20)

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RV「…」

出ない。

5分後。

RV「…」

出ない。

10分後。

RV「…」

はい、出ません。

LE「A出た？」
RV「出ない」

なんとかするなんて言ったものの、全くなんとか出来ていない。

RV「あっ！」

もしかしたら…

RV「ヒョガー」
HK「なにー？」
RV「Aヌナに電話してみて」
HK「え？出ないんでしょ？まぁいいけど」

まぁ出ないだろうけど。相当怒ってるみたいだし。
これで出たら悲しすぎる。

HK「あ、もしもしAヌナ？」

出んのかよ！
何なんだよ。なんで俺まで無視されてんだよ！

《どうしたの？》
HK「ヌナが電話に出ないからシギひょんがヘコんでるよ」
《だってシガしつこいんだもん》
HK「はは！まだ怒ってる？テグニひょんもしょんぼりしちゃってるよ」
《怒ってるっいうか悲しいの。私の事信じてないんだもん》
HK「自分が悪かったって反省してるよ」
《ほんと？》
HK「ほんと！だからもう許してあげて。
テグニひょん、全然気持ち切り替えれてないしこのままだとしょんぼりのままコンサートになっちゃう！」

俺からの電話には出なかったのに会話が弾んでる。
マジでヘコむわ。

《それはダメだね…あとで電話するね。
シガにもメールしとく》
HK「うん、わかった！じゃ切るねー寂しくなったら電話してね！」
《ふふ。ありがと、ヒョガ》

サンヒョクが電話を切る。

RV「Aヌナなんて？」
HK「あとでテグニひょんに電話するって。
シギひょんにもメールするって言ってたよ！
あと電話しつこいってさ」

最後のやついらない。