てぐんさんの嫁9 (ページ19)

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LE「おはようA。ヌナ帰った？」
《おはよー朝早く帰ったよー》
LE「そっか。何も変わりない？」
《ないよ！大丈夫》

テグニひょんは朝からAヌナに電話。

HK「また電話してる…」
KE「ほんとだ」
HB「また怒らなきゃいいけど…」

確かにAヌナは危なっかしい所があるけど、さすがに昨日から電話しすぎ。

LE「今日は何するの？どっか行く予定？」
《お買い物行こうかなって思ってるよ》
LE「誰と？1人？」
《まだわかんないけど、もしかしたら1人かも》

朝から質問攻め。

LE「1人！？危ないだろ…絶対タクシー乗って！
あと明るいうちに帰ってきて！」
《わかってるってばー》
LE「本当にわかってる？」

その聞き方はちょっとマズイんじゃないの…

RV「テグニひょん、その聞き方はさすがにマズイよ」

横からテグニひょんに言ったけど、時すでに遅し。

《わかってるって言ってるでしょ！！
テグナって全然私の事信用してないんだね！》

キレた。
声が漏れるぐらいの大声で…
そして切られる。
またテグニひょんは携帯を見つめてしょんぼり。

RV「だから言ったのに」
N「テグナ…昨日も怒らせたのに…」
HK「何回も聞いちゃダメだよ、ひょん」
HB「学習能力…」
KE「さすがに昨日から酷いよ」

Aヌナを心配する気持ちはもちろんわかる。
皆、心配しているし。
でもAヌナの言うようにテグニひょんはAヌナを全然信じていない。

RV「1人で出かける時いつもタクシー乗ってるし、明るいうちに帰ってくるじゃん」
LE「そうだけど…」
RV「だったらあんな聞き方はダメだよ。
ヌナが怒るのも無理ないよ」
LE「だよな…あんなにら聞いたら信用してないって思われても仕方ないよな…」

この2日間でテグニひょんはしょんぼりのウジウジキャラになっている。
このままではマズイ。
早くなんとかしないとな…

RV「とりあえず俺がなんとかするから。
テグニひょんは気持ち切り替えて」

とは言ったものの、なんとかなるのかな…
そう思いながら携帯を手に取った。