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しばらく無言。
ウォンシクは相当呆れているらしい。

RV「ずっと聞きたかったんだけどさ、なんでAヌナと結婚したの?」

突然ウォンシクが話し始める。
質問の意味がよくわからない。

LE「え?なんでって好きだから」
RV「それは十分わかってます。
そうじゃなくて、ひょんは歌手になるって夢があったのになんで結婚したのかなって」
LE「あぁ、そう言う事か」

ウォンシクに言われて結婚する前の事を思い返す。
いろいろあったな。

LE「俺、1回プロポーズ断られてるんだよ」
RV「え!?そうなの!?あのAヌナが断ったの!?」
LE「あぁ。あっさり断られて別れるとまで言われた」

あの時の事は今思い返しても辛い。

RV「うそ…それってやっぱりテグニひょんが歌手になるって決めたから?」
LE「うん。歌手になりたいテグナとは結婚出来ないし、これから先ずっと一緒にはいられないって。
俺の前では泣きもしなかった。
で、次の日から会うのも拒まれてた」
RV「あのヌナがねー」

家が隣なのに全く会えない日が何カ月も続いていた。

RV「で、どうやったらその状況から結婚になるわけ?」
LE「何カ月も会えないなんて産まれてから初めてだったし、お互い限界だったんだよ。
久しぶりに見たAは信じられないぐらい痩せてたし、このままじゃ全部がダメになるって思ってもう一回ちゃんと話したんだ」

あの時の俺の行動力は凄かった。
まずは代表の所へ行き、結婚の許しを得た。
デビュー前の新人が結婚なんてありえない話だ。
でも代表は笑顔で頷いてくれた。
そこから何度もAと話し合った。
Aが頷いてくれたのははじめにプロポーズしてから1年以上たった頃だった。

RV「へぇーなかなか大変だったんだ」
LE「カナリね。相変わらず寂しい思いばっかりさせてるけど」
RV「でもヌナは毎日幸せそうじゃん。それが全てだよ」

なんて話していると

「キムウォンシク!!」
RV「は?え?なに?怖いんだけど」

何故だか凄くお怒りなAが練習室に入ってきた。

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作者名:ななななん | 作成日時:2015年11月18日 18時

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