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例えばの話をしてからAヌナの様子がおかしい。

「シガ!どこ行くの!?」
RV「え?作業室だけど」
「ほんとに?」
RV「うん」

どこかへ行こうとするとこの調子だ。
帰りが遅い時も。

「どこ!?」
RV《今帰ってるとこだよ。どうしたの?》
「遅いから…皆帰ってるよ」
RV《ちょっと友達と会ってたから》
「そっか。気をつけてね」

何なんだ、いったい。



テグニひょんの目も怖い。

RV「ひょん…顔怖いんだけど」
LE「…」
RV「俺だって意味わからないんだから怒らないでよ…」
LE「お前が変な事言うから…Aはシガに彼女が出来たら自分の事が邪魔になるんじゃないかって不安になってる」
RV「邪魔って…そんな事思うわけないじゃん」
LE「例えばでもAを優先しないなんて言うからだろ。
お前だけじゃない、皆に彼女が出来て俺がいない時に何かあっても助けてもらえないって不安になってる」

あんな例え話するんじゃなかった…




RV「Aヌナ、ちょっといい?」
「なにー?」
RV「大事な話」
「え…なに!?彼女…出来たとか?嫌だ!聞きたくない!テグナー!」
RV「いや、違うから!泣かないでってば!」
LE「…シガ」
「テグナー!嫌だよー」
RV「だから違うんだってば…」

俺の方が泣きたいわ。

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作者名:ななななん | 作成日時:2015年11月18日 18時

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