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Aを病院へ連れていった。
幸いにも怪我は大した事はなく、しばらく安静にしていれば大丈夫だと痛み止めと湿布を貰った。
帰りのタクシーの中、Aはまだ不機嫌だ。
LE「A…」
「…」
どうしよう、これ…
ベッドに寝かせても俺に背を向けている。
LE「A、ほんとごめん」
「…」
LE「何か欲しいものない?パソコンで見る?」
「ご機嫌取りですか?」
バレてる…
「まぁいいや。パソコン取って」
Aにパソコンを渡すと通販サイトにアクセスし、無表情で買い物カゴにどんどん入れていく。
LE「A…」
「なに?」
LE「なんでもない」
請求額が怖いと思ったのは初めてだ。
しばらくするとAはパソコンを閉じた。
「はぁースッキリした!」
LE「許してくれる?」
「仕方ないから許す。もう飲みすぎるのはダメだからね!」
LE「うん、ごめん」
「はぁー請求額楽しみねー」
Aの笑顔が怖い。
後日、大量の荷物が家に届いた。
N「なにこの量!」
HB「全部Aヌナの?」
「そうだよー!」
はい!とAに納品書を渡された。
RV「うわっ!」
KE「凄い…」
HK「Aヌナに怪我させた代償は大きかったみたいだね」
ゼロの数がいつもより多い。
「テグナ!見てーかわいくない?」
LE「あ、うん。可愛いね」
「でしょ?ふふ」
嬉しそうに笑っているからまぁいいか。
KE「ひょん、手震えてるよ!笑」
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作者名:ななななん | 作成日時:2015年10月6日 0時