てぐんさんの嫁6 (ページ5)

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テグンを玄関に残し、私を抱きかかえて部屋まで運んでくれた。

「ありがとうヒョガ」
HK「大丈夫？」
「あんまり大丈夫じゃないかも…」

ベッドにうつ伏せになる。

HK「ちょっとごめんね」

そう言って私の服をめくった。

HK「赤くなってる…とりあえず、湿布持ってくるね！」
「ごめんね」

湿布を取りに行き、私の腰に貼ってくれた。

HK「病院行った方がいいかもね」
「だよね…肩も打ったっぽい」

見ると赤く腫れていた。

「絶対痣できるじゃん…最悪…てか、テグナは？」
HK「まだ寝ててピクリともしない…
罰としてあのままにしておくよ」

そう言って笑ったサンヒョク。
サンヒョクが出て行き、テグンの事が気になったけど動けない。

「まぁ、いいか」

ーーーー
LE「寒ッ」

なんで玄関で寝てるの俺…
頭痛い。

リビングに行くとサンヒョクが冷たい目で俺を見ている。

HK「おはようテグニひょん」
LE「おはよう。Aは？」
HK「テグニひょんのせいで怪我したから起きれないんだよ！テグニひょんのせいでね！」
LE「え…」

慌てて部屋に入ると、Aはベッドに横になっていた。

「おはよう、テグナ」

いつもの笑顔がない。

LE「お、おはよう。俺のせいで怪我したって…全然覚えてなくて…なにした？」

Aから話を聞いて唖然とする。

LE「ごめん！」
「ほんと信じらんない！腰すっごく痛いの！
痛くて立てない！！
肩も打ったから痣できたんだからね！」

めっちゃ怒ってる。
当たり前だ。

LE「すぐ用意するから病院行こう」

そう言って、いつもの倍のスピードで風呂に入り準備をした。