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N「じゃあ行こうか」

Aヌナの好きなケーキをたくさん買って、可愛いパジャマも買った。
7人で写る写真も持ってきた。
病室の前まで来たけど緊張する。
ハギョニひょんがノックをすると、Aヌナの声が聞こえた。

「…はい」
N「Aヌナ、皆で来たよ。入っていい?」
「どうぞ」

病室に入るとAヌナの隣でテグニひょんが眠っていた。

「皆…来てくれてありがとう。適当に座って」
HK「テグニひょん寝てるの?」
「うん…私のせいであんまり夜、眠れてないみたいで…」

テグニひょんの頭を撫でながら悲しそうな顔をする。

RV「Aヌナは何も悪くないんだよ」
KE「そうだよ、ヌナ。あ!Aヌナの好きなケーキ買ってきたよ。食べれる?」
「うん…ありがと」
HB「Aヌナが好きそうな可愛いパジャマも買ってきたよ!」
「ほんと?ありがとね」

僕たちが買ってきたパジャマを見て少しだけ笑顔を見せてくれた。

HK「可愛いでしょ?」

そう言って笑顔を向けるとAヌナが僕の頭を撫でてくれた。

「うん。可愛い。ありがと…」
HK「Aヌナ…触れて大丈夫なの?」
「大丈夫」

ハギョニひょんに言われた通り皆、Aヌナと距離をとっていた。
でもAヌナは僕の頭を撫でてくれた。
泣きそう…

そのあと、皆の頭を撫でていた。
皆ちょっと涙目。
しばらくすると、テグニひょんが起きた。

「おはようテグナ。皆来てくれてるよ」
LE「ごめん、寝てて。皆、ありがとう」
N「いいのいいの!じゃあ僕たちそろそろ帰るね」
「ありがとね。また来てね」
HK「僕は毎日くるよ!明日も来るからね!」
「待ってるね」


病院を出て迎えに来てくれていたマネひょんの車に乗り込む。
無言。
鼻をすする音がする。
ヌナに拒絶されなかった安堵感と、痛々しい姿を見るのが辛いのとで頭の中はグチャグチャだ。

HK「ひょんたち!泣かない!
Aヌナの痛々しい姿は辛いけど、笑ってくれたんだから。頭撫でてくれたんだよ!
僕たちが笑ってなきゃ、Aヌナもテグニひょんも辛くなる!僕たちが支えなきゃ駄目でしょ!」

偉そうだと思ったけど、皆に言う。

N「そうだね。ヒョガの言う通りだ」
KE「だね!」
RV「ヒョガに言われるとは思わなかったな」
HB「ほんとに!笑」

皆笑ってる。僕たちは大丈夫。
2人を支えるよ。

HK「さぁ!今からテグニひょんの分まで仕事頑張るぞー!」

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作者名:ななななん | 作成日時:2015年10月6日 0時

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