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今日テグンはスタッフさんたちと飲みに行っていて帰りが遅い。
他の皆はすでに夢の中だ。
「もう2時じゃん…遅すぎる…」
ソファーに座ってブツブツ独り言を言っているとインターホンがなった。
「なんで、下のインターホンならすわけ！？」
いつもならオートロックを自分で開けて入ってくるはずなのに。
モニターを見ると笑顔で手を振るテグン。
LE「Aちゃーん！開けてくださーい！」
誰だ、あれは。
無言で解除ボタンを押した。
しばらくすると玄関のドアを叩く音。
「こら！近所迷惑！それに皆もう寝てるのよ！」
私が怒ってもヘラヘラしている。
どんだけ飲んだの…
LE「ただいまーはは」
お酒臭いテグンが抱きついてきた。
イキナリ抱きつかれた私はそのまま後ろに倒れてしまう。
「うわっ！！」
痛い…腰、強打…
「テグナ、危ない」
LE「…zzz」
嘘でしょ…寝てる。
テグンは私に覆いかぶさったまま眠ってしまった。
全体重が下にいる私にかかっている。
「テグナ！起きて！」
LE「zzz」
どうしよう…全く動けない…
なんとか下から出ようとするけど、テグンの手が背中に回っていてガッツリ抱きしめたまま。
足で蹴ってもビクともしない。
「もう！テグナ！」
携帯で誰かに助けを求めようと思ったら携帯はテーブルの上。
最悪…
そろそろ苦しい。
「だーれーかー！！たーすーけーてー！！」
起きるかわからないけど、叫んだ。
私の叫び声を聞いて慌てて部屋から出てきたサンヒョク。
HK「Aヌナ！？」
「ヒョガー…助けて…もう限界…」
サンヒョクがポカンとしている。
HK「なにこれ」
「酔っ払い…」
サンヒョクが頑張ってテグンを引きはがしてくれた。
テグンは眠ったまま。
「はぁ…良かった…ありがとうヒョガ」
お礼を言って起き上がろうとした。
「痛ッ！！」
HK「ヌナ？どうしたの？」
倒れた時に打った腰に激痛が走った。
「立てない…痛い…」
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作者名：ななななん | 作成日時：2015年10月6日 0時
