てぐんさんの嫁6 (ページ25)

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部屋に入るとAは布団に潜り込んでいた。

LE「A」
「…なに」

声が不機嫌。

LE「怒ってる？」
「怒ってる。私は全部駄目なんだもん。意味わかんない」
LE「ちゃんと理由話すから布団から出てきて」

俺がそう言うと布団から顔だけ出す。
可愛い…

LE「ツイッターとかSNSの類いは誰でも見れるだろ？
それでまたAに何かあったらって思うと怖いんだ。
嫌な事言われるかもしれないし、何があるかわからない」
「そうだけど…じゃあ、知り合いしか見れないようにするのは？ツイッターってそれ出来るよね？」
LE「出来るけど…」
「ちゃんとするから！だめ？」

うっ…可愛い…

LE「わかった」
「やった！ありがとうテグナ！」

ベッドから飛び出て俺に抱きつくA。
背中に手をまわそうとする俺をすり抜け部屋を出て行く。

LE「はぁ…」

ーーーー
「ハギョナー！オッケーでた！」
N「ほんとに？」

さっきまで怒ってたのが嘘みたいに凄い笑顔でリビングにきたAヌナ。
さっそくアプリをインストールしている。

N「あ、テグナ。お疲れ」
LE「…」

苦笑いのテグン。

「よし！オッケーついに私もツイッターデビュー
皆の事フォローしたよ！
マスターさんも何人かフォローしちゃった」
N「ほんとだ。僕もヌナの事フォローしよー
大丈夫なの？マスターさん」
「大丈夫！私の写りのいい写真上げてくれる人だけフォローしたから。笑
さっそく呟くから写真撮ろう！」

Aヌナとテグンと3人で写真を撮る。

N「可愛く撮ってよ！」
「なによ、可愛くって」
N「アイドルなんで」
「テグナぐらい堂々としなさいよ！見てよこの無表情！」

笑顔の僕とAヌナと無表情のテグンの写真をツイッターに載せたAヌナ。
しばらくすると、ヌナがツイッターを始めたと結構騒ぎになっていた。

Aヌナがツイッターを始めてからメンバーが呟く頻度も上がっている。
ヌナが返信をくれるからだ。
Aヌナが返信をくれるたび皆ニヤニヤしている。

N「テグナ、なにニヤニヤしてんの？」
LE「頑張れって写真つきできた」

そのやりとり、メールでよくない？って思ったけど口に出すと後々怖いからやめておこう。