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「ねぇ、マネおっぱ!収録ミニュルと見ててもいい?」
マ「別にいいよ」

テグンたちはもうスタジオに入っている。
今日はバラエティー番組の収録だ。
はじめは楽屋で待ってようと思ったけど…

「よし、ミニュル!テグナの事見に行こう!」

スタジオに入るとマネおっぱが椅子を用意してくれていた。
椅子に座って抱っこ紐を取る。
ミニュルを膝に乗せ、テグンたちが準備をするのを見ていた。
まだ誰も私とミニュルがスタジオにいる事に気づいていない。


ーーーー
収録が始まった。
司会者の話を聞きながらなんとなく周りを見る。

あ!Aヌナだ。
Aヌナとミニュルが収録の見学をしている。
すぐにテグニひょんに耳打ちした。

HB「(ひょん、Aヌナが見てるよ)」
LE「え!?」

普通に声出したよ、ひょん。
司会者にどうしました?なんて言われてアタフタしている。

LE「なんでもないです。すみません。
(どこにAいるの?)」
HB「(あそこ。ミニュルと見てるよ)」

テグニひょんがAヌナのいる方を見るとAヌナはミニュルの手を振って笑顔でこちらを見ていた。

HB「(テグニひょん!顔!)」

テグニひょんの口元が緩んでいる。

N「テグナ?何ニヤニヤしてんの?」
LE「え?」
司「LEOさん、先ほどからどうかしましたかー?笑」
LE「いや、あの…えっと…」
HK「ひょん、どうしたの?」

テグニひょんがドギマギしながらAヌナのいる方をチラっと見る。

KE「あ!Aヌナだ!」
RV「本当だ」
N「え?どこ?」
HK「あそこから見てる!」

なんで声に出すんだ、この人たちは…
皆が声に出したもんだからカメラがAヌナの方を向いた。

「え!?」

ビックリしたヌナはミニュルで顔を隠している。

HB「あ、ミニュルを盾にしたよ」
LE「可愛い…」
N「テグナ!顔!」
司「LEOさん、あちらの方は?」
LE「あ、僕の妻と甥っ子です」
司「あぁ、噂の!!今日は見学に?」
LE「楽屋には来てたんですけど、まさかスタジオにいるなんて思わなくて」

Aヌナを見ながら喋るテグニひょんの顔はTVでのテグニひょんの顔とは全然違う。

RV「家での顔バッチリ映ってるけどいいの?笑」
LE「え?!家での顔ってなに!」
KE「まさか自覚なし!?」

自覚なかったのか。
スタジオになんだかほのぼのとした空気が流れていた。

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作者名:ななななん | 作成日時:2015年10月6日 0時

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