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Aの泣き叫ぶ声が電話越しに聞こえてきて胸が締め付けられる。

LE「A!落ち着いて」
《テグナ…!なんでいないの!怖い…》
LE「今日はどうしても仕事休めないんだ。大丈夫、大丈夫だよ。
終わったらすぐ帰るから」
《すぐ?ほんとにすぐ帰ってきてくれる?》
LE「うん。約束する。電話出れるようにするからいつでもかけてきていいから」
《わかった…テグナ》
LE「ん?」
《愛してるって言って》
LE「愛してるよ、A」

そう言って電話を切った。


ーーーー
「ヒョガ、電話ありがとう」
HK「うん」

やっぱりテグニひょんは凄い。
Aヌナはまだ目に涙をいっぱい浮かべていたけどさっきよりカナリ落ち着いている。

「オンマ、ごめんね」
オ「いいのよ、A」
HK「ヌナ!今日もケーキ買ってきたよ!食べよう」
「うん」

落ち着いてはいるけど、全然食べない。

HK「Aヌナ、食べれない?」
「食べたいんだけどね…ごめんね」
HK「無理しなくていいんだよ。ひょんが帰ってきたら一緒に食べて」
「うん」

そのあとAヌナは思い出したかの様に泣き出してはテグニひょんに電話をかけていた。
でも、パニックになる事はなかった。

ーーーー
収録が終わり急いで病院へ向かう。

LE「マネひょん」
マ「ん?」
LE「今日の俺、ちゃんと出来てた?」
マ「あぁ。いつもと変わらなかったよ。よく頑張ったな」
LE「よかった…」

早くAに会いたい。
パニックになる事はなかったみたいだけど、食事に手をつけなかったみたいだ。

LE「ひょん、ちょっとチキン買っていい?」
マ「あぁ。Aの好きな店寄ろうか?」
LE「うん、ありがとう」

Aの好きなチキンを買って帰って一緒に食べよう。

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作者名:ななななん | 作成日時:2015年10月6日 0時

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