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「暇だなー…」

掃除も洗濯も終わった。
コーヒーを飲みながら通販サイトも一通り見た。
まだ13時。
暇すぎる…

「テグナは今日は…作業室か」

ちょっと覗きに行こうかな。



ーーーー
曲を作ろうと作業室にこもっているとドアをノックする音。
ドアを開けるとAが立っていた。

「来ちゃった!へへ」

TVだったら確実に”テヘッ”と字幕が入るぐらいの笑顔だ。

LE「どうしたの?」
「暇だったの。見ててもいい?」
LE「いいけど、つまらないよ?」
「いいの。同じ空間にいれるだけでつまらなくなんかないもん」

なにそれ可愛い。
俺がピアノを弾いているとそれに合わせて鼻歌を歌っている。

LE「あ、今のメロディー良かった」
「私の鼻歌?」
LE「そう」
「どんなだった?適当に歌ったからもう忘れちゃった」

ピアノで弾いてみる。

LE「こんな感じ。今作ってる曲で使うよ」
「お!共同作業だ!笑」
LE「それいいかも。2人で作ってみる?」
「えー出来るかな?」
LE「大丈夫。こっちきて」

俺の横に座って一緒にピアノを弾く。

「明るい曲にしようね!悲しいのはダメ」
LE「わかってるよ」

それからしばらく曲作りに没頭する。
ある程度メロディーが出来た頃には20時をすぎていた。

「ギャッ!こんな時間!
うわぁ…着信すごい…」
LE「俺も」

皆からの着信が凄い。

LE「帰ろうか」
「そうだね。ご飯…どうしよ」
LE「デリバリーにしよう」
「なんか申し訳ないなぁ」


家に帰るとハギョンが玄関で待ち構えていた。

N「ちょっと!Aヌナ!いないから心配したでしょ!
ちゃんと連絡してきてよ!」
「(うるさ…)ごめんなさい」
LE「そんなに怒るなよ」
N「テグナも!ちゃんと携帯見てよ!」
LE「ごめんって。Aと曲作ってたから全然気づかなかったんだよ」

俺がそう言うと皆一斉にこっちを見た。

RV「曲作ってたの?2人で?」
「そうだよー」
HB「ヌナそんな事出来るの?!」
LE「なかなかいいメロディー作ってたよ」
HK「凄い!」
KE「どんなの?聞かせてよ!」

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作者名:ななななん | 作成日時:2015年9月26日 21時

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