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HK「ただいまー！」
「ただいま」
プリンを買って家に戻る。
LE「おかえり」
「テグナ…」
Aヌナがテグニひょんに抱きついた。
無理させたかな…と心配になる。
LE「ん？」
「外出れたの。マンションの周りも歩けたし、ヒョガとプリン買いに行ったの」
そう言って顔を上げたAヌナが笑っていた。
久しぶりに見るAヌナの笑顔だ。
LE「A…笑えてる…」
HK「Aヌナ…」
テグニひょんも僕も涙が止まらない。
HK「ヌナが笑った！！テグニひょん！笑ったよ！」
僕が大声を上げたから皆部屋から出てきた。
「テグナもヒョガも泣きすぎだよー」
見たかった笑顔だ。
N「ヌナ…」
RV「笑ってる…」
HB「泣」
KE「Aヌナ！」
Aヌナ以外全員、号泣。
Aヌナはそんな僕たちを見て笑っていた。
皆で泣きながらプリンを食べた。
ーーーー
皆で一頻り泣き、部屋に入ってAを抱きしめた。
「テグナ？」
LE「良かった…Aの笑顔、ずっと見たかった」
「ちゃんと笑えてた？」
LE「うん。可愛い笑顔してたよ」
「外に出たらね、なんか気持ちがスッキリしたの。
まだお昼は出れるかわからないけどね。
いつまでもウジウジしてたらあの子に負けたみたいになるでしょ？
だから強くなりたいって思ったの。
首の傷もいつまでも隠すのやめる」
そう言ったAの表情は晴れやかだった。
LE「無理はするなよ」
「わかってるよ！」
それからのAは見違えるほど元気になった。
1人では外には出れていないけど、今はまだそれでいい。
RV「Aヌナ！明日買い物付き合って！」
「いいよー」
外に出れる様になったAを皆、いろんな所へ連れ出してくれた。
有難いと思うと同時に嫉妬する。
LE「お前ちょっと回数多くない？」
RV「いいじゃん、別にー！」
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作者名：ななななん | 作成日時：2015年9月26日 21時
