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ニヤニヤしながら近づいてくる2人。

カ「おぉ、LEOー」
ジ「久しぶりだな」
LE「お2人ともお久しぶりです」

丁寧に挨拶するテグン。

カ「もしかして噂の?」

Aヌナを見てニヤニヤする2人。

N「ちょっと!ニヤニヤして見ないでください!」
カ「うるさいぞ!」
「あ、はじめまして。Aです」

Aヌナの笑顔が固い。
テグンのシャツの裾をギュっと握っている。

カメラには撮られるは、2人に話しかけられるはでAヌナ若干パニック。

LE「大丈夫?」
「うん…」

あ、テグンが優しい顔した。
Aヌナの前でしか見せない顔だ。

LE「無理に笑わなくいいよ」
「でも…」
LE「大丈夫。ほら、手握って。落ち着くだろ?」
「うん。ありがと」

パニックになっているAヌナを気遣うテグンを見て、2人も周りにいる人たちもポーっとしている。
なんだろう、この空気。
シーンとしている。

N「なに!変な空気!」
カ「は!!見入ってた!」
ジ「俺も!笑」

僕は普段からテグンとAヌナを見ているから慣れているけど、TVでのテグンを知ってる人は驚くだろう。
まるで別人だ。

カ「あんな顔するんだな…」
N「ヌナの前ではいつもあんな感じですよ」
ジ「凄い子なんだな」
N「テグナが産まれた時から一緒にいますから。
幼なじみで初恋同士で結婚してますからねー」

2人ともビックリしている。

カ「凄い…」
ジ「そんなドラマみたいな話あるんだ…凄い…」
カ「他に好きな人出来た事ないの?」
LE「ないですね」
ジ「Aさんは?」
「私もないです」

独身2人、さっきから凄い凄いばっかり。

N「結婚したくなるでしょ?2人見てると」

僕がそう言うと2人とも静かに頷いた。

LE「だったらナンパばっかりしてたら駄目ですよ」
カ・ジ「それは無理ー!」

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作者名:ななななん | 作成日時:2015年9月26日 21時

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