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恥ずかしくなって店を出た。
歩きながらもAはネックレスを見ている。
「ぐふふ」
LE「外では変な笑い方しない」
「はーい!ぐふふ」
LE「前見て歩いて」
「はーい!キャッ!」
LE「危なっ!」
前から歩いてくる人にぶつかった。
手を引き寄せたから転ばずに済んだけど。
LE「すみません。
だから前見てって言っただろ」
「ごめんなさい」
その後もずっとネックレスを見ている。
LE「Aは行きたいとこないの?」
「んーもう満足しちゃったからなー」
LE「またしばらく出かけられないかもしれないよ?」
「そっか…じゃあねーミニュルの服見に行こう!
なんか可愛い子供服屋さん出来たんだって!」
ミニュルの服…それは良い。
LE「よし、行こう!」
「買いすぎはダメよ!オンニにまた怒られるから」
ミニュルが産まれてすぐ、大量に服を買った。
ヌナに買いすぎだと凄く怒られたんだった。
LE「わかってるよ」
ーーーー
「全然わかってないよね?」
レジにはすでに大量の服。
それでもまだテグンは服を真剣に見ている。
「テグナ、そろそろいいんじゃない?」
LE「コレも可愛い。あ、コレも」
全く聞いてない。
ミニュルの服と同じぐらいスズの服も選んでいる。
「スズのも多すぎ」
LE「2人とも俺の可愛い甥っ子と姪っ子だ。
A、これスズ似合いそうじゃない?」
「あ、うん。可愛いね。似合いそう」
LE「じゃあこれも。あ、ブーツは?そろそろスズのブーツもいるんじゃない?
子供のブーツは可愛いなぁ」
なんだろう。1人で凄く喋ってる。
「テグナ。もう終わり!持って帰れないよ、この量」
絶対2人じゃ持って帰れない量。
LE「大丈夫。送るから」
「はぁ…」
後日、オンニとおっぱから連絡がきた。
とりあえず、買いすぎだとまた怒られた。
私は止めたのに。
テグンが買った服を着た2人の写真が送られてくるとテグンは携帯を見ながらニヤニヤしていた。
「ちょっと気持ち悪い…」
N「今頃気づいたの?」
RV「結構前からだよ」
HB「Aヌナとスズとミニュルの写真見てる時はだいたいあんな感じ」
KE「Aヌナの写真撮ってる時も結構ヤバイよ」
HK「うん、カナリ。ニヤニヤしながら撮るからね」
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作者名:ななななん | 作成日時:2015年9月26日 21時