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「シーガ!シガー!ウォンシガー!」

なんかテンションの高いAヌナに呼ばれてる。

RV「なんでしょうか…」
「あのね、今日ひま?」
RV「暇だけど」
「お小遣いが貯まったからちょっと付き合ってほしいの」

Aヌナは働いていないから、テグニひょんから毎月お小遣いを貰っている。

RV「何か買いに行くの?」
「うん!テグナへのプレゼントよ!ふふ」

毎月コツコツ貯めていたらしい。
健気…

ーーーー
「シガと2人で出かけるのって久しぶりだねー」
RV「そうだね。テグニひょんにバレたら怒られそう…」
「1人で行ったら私怒られるもん。怖いから嫌だ」

俺は怒られていいんですかね…

RV「何買うの?」
「ネックレスー」
RV「予算は?」
「10万まで」
RV「そんなに貯めたの!?」
「そうだよー頑張ったのー」

テグニひょんがよく行くアクセサリーショップに入る。

「どれがいいかなー」

Aヌナの目がキラキラしている。

「ねぇ、シガ。どれがいいかな?」
RV「ヌナが良いと思ったのはどれ?」
「これか、これかな」

うわ、ひょん好きそう。
さすがだな、Aヌナ。

RV「どっちも似合いそうだね」
「だよね!どうしよっかなー」

うーん…と唸りながら悩むヌナ。
可愛いな。

「よし!こっちにする!」

決まったようだ。
綺麗に包んでもらい、店を出る。


「シガ、お茶しよう。
今日付き合ってくれたからヌナがご馳走しちゃう!」
RV「いいの?」
「もっちろん!」


ーーーー
カフェに入るとAヌナに袋を渡された。

RV「え?なに?」
「今日のお礼よ」
RV「開けていい?」
「うん!」

袋を開けるとピアスが入っていた。

RV「え!?」
「シガに似合いそうだったから」
RV「貰っていいの?」
「もちろん!」

さっそくつける。

RV「どう?」
「うん、似合う!」
RV「ありがとう、Aヌナ」

皆には内緒ね!と笑うヌナ。

「はぁー早くテグナに渡したいなぁ。
喜んでくれるかな?」
RV「泣くんじゃない?笑」
「えー!泣くかな?笑」

Aヌナが頑張って貯めたお金で買ったんだ。
きっとひょんは泣いて喜ぶ。

「シガ、何ニヤニヤしてんの?」
RV「ひょんの泣く姿想像したらニヤける…笑」

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作者名:ななななん | 作成日時:2015年9月26日 21時

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