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Aヌナの家に向かう途中、テグンと会った。

LE「今からAの所ですか?」
CM「そうだけど」
LE「…」
CM「なに?」
LE「別に」

俺を睨みつけて去っていった。
自分がAヌナを傷つけておいて離れたら惜しいのか。勝手なやつだ。

「チャンミナー!」

家の前に出て俺に向かって手を振るAヌナ。
うん、今日も可愛い。

CM「お待たせ」
「わざわざ迎えにきてくれてありがと」
CM「いいえ。行こうか」
「今日はどこ行くの?」
CM「映画でも行く?」
「いいね!見たいのあったんだー」

テグンとの事があってからあまり笑わなかったけど、最近よく笑うようになった。良かった…

CM「車で来たら良かったな」
「でも車で来たらチャンミナ、ビール飲めなくなるよ?映画館でも飲むでしょ?」
CM「飲むねー」
「やっぱり!ふふ」
CM「じゃ、来週はドライブにしよう。ちょっと遠出」
「だね!」

駅までの道を歩きながら来週の約束。
こんな幸せな時間、いつまで続くんだろう。
Aヌナは俺の事、好きになってくれるのかな…
Aヌナがテグンに片想いしているのと同じぐらいの時間、俺もAヌナに片想い。
報われるのかもわからない片想い。

「チャンミナ?聞いてる?」
CM「あ、ごめん」
「疲れてるんじゃない?大丈夫?」
CM「大丈夫。疲れてないから」
「映画館で寝そう」
CM「寝たら殴って」
「わかった!本気でいくね」

握り拳を俺に突きつけたAヌナがニコッと笑った。
ちょっと怖い。

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作者名:ななななん | 作成日時:2016年6月21日 20時

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