俺様てぐん様 (ページ2)

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翌朝、大学へ行くために家を出ると同じタイミングで家から出てくるテグンと鉢合わせ。

「最悪…」
LE「おはよー」
「…」
LE「今日は1限からなの？」
「昨日、話しかけないでって言ったよね？」
LE「うん」
「じゃ、話しかけてこないで。テグナと喋りたくない」
LE「昨日の事怒ってる？」

話しかけてこないでって今言ったよね！？
聞いてた？
無視して駅まで向かう。

LE「ちょっとAー」

まだ何か言っていたけど、途中で昨日とは違う女の子に呼びとめられるテグン。

『おはよーテグナ！一緒にいこー』
LE「おはよう。今日も可愛いね」

振り向くともう私の事なんて忘れたかのようにイチャイチャ。
本当最低だ。

LE「おい、ブス」

学校が終わって門を出ると不機嫌なテグンが待っていた。

LE「マジで何なの？電話もメールも無視して」

そんな事よりブス呼ばわりした事を謝れ！

「そんな事言うためにわざわざ大学まで来たの？」
LE「たまたま通りかかっただけだし。
何？俺が待ってたと思った？んなわけないだろ」
「言いたい事はそれだけ？」
LE「は？」
「帰る」

もう顔も見たくないぐらい私は今この最低な男にムカついている。

「最低…もう好きなのやめる」

テグンには聞こえないようにつぶやいた。