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12時ジャスト。
RV「A」
「んー？」
RV「ちょっとこっち来て」
「なーに」
俺の隣に座る。
ヤバイ。緊張してきた。
RV「あのさ、今日で付き合って5年だよな」
「あ、12時？ほんとだ！」
嬉しそうに笑う。
この顔、好き。
笑う顔も怒った顔も泣いた顔も、物心ついた時からAの全部が好きだ。
それは昔からずっと変わらない。
RV「結婚…しよう」
「へ？結婚！？」
RV「うん」
「いいの…？」
RV「当たり前だろ。
もう代表にもAの両親にもオッケーもらってる」
迎えに来てもらった後、2人には先に話しておいた。
あっさりオッケーだったけど。
RV「後はAの返事だけ」
「私でいいの？」
RV「俺にはずっとAしかいないから」
「私にもシガしかいない…」
RV「結婚してくれる？」
「はい…よろしくお願いします」
泣きながら俺に頭を下げる。
あぁ、俺も泣きそう。
RV「こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
あ、A。左手出して」
「左手？」
指輪をAの左手の薬指にはめる。
「うわぁ！可愛い！」
RV「婚約指輪。結婚指輪は2人で見に行こう」
「ありがと、シガ」
指輪を見ながら、「オンマに報告してくる！」と嬉しそうに部屋を出ていった。
次の日、Aは休みだったけど一度お店に顔を出し結婚する事を報告。
でもすぐには辞められなくてあと２ヶ月はいないといけない。
「２ヶ月なんてすぐだね！」
RV「その間に指輪決めて、新居も考えなきゃな。
結婚式も盛大にしよう」
「そうだね！ようやく遠距離が終わるんだね」
RV「寂しい思いさせるかもだけどな」
「大丈夫だよ！寂しくても近くにいるんだから」
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作者名：ななななん | 作成日時：2016年5月14日 1時
