先輩とてぐんくん (ページ6)

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LE「おはようございます、先輩」
「おはようテグンくん」

またテグンくんがいた。
なんでいつもいるんだろう。謎。

LE「今日も一緒に行ってもいいですか？」
「うん。いいよーもちろん」

隣を歩くテグンくんを見ると目が少し腫れていた。

「目、腫れてるね。大丈夫？」
LE「あ、大丈夫です…寝不足で」
「ちゃんと寝なきゃダメだよ」
LE「はい…あの、先輩」
「ん？てか、その先輩ってなんかイヤだな」
LE「え？」
「Aでいいよ。ハギョナとかも皆そう呼ぶし」
LE「さすがに呼び捨ては…Aヌナ」

きゅん。
え？きゅん。ってなんだ。

「はい」
LE「Aヌナもテグンくんって呼ぶのやめてください。なんかイヤです」

ちょっと拗ねて言うテグンくんにまた胸がきゅん。ってなった。
だから何なんだ。きゅん。って。

「テグナ？」
LE「はい。Aヌナ、今日もサッカー部見に来ますか？」
「んーそうだね。行こうかな」
LE「じゃ一緒に帰りましょう！」
「え？なんで？」
LE「一緒に帰りたいからです！ダメ…ですか？」
「ダメ…じゃないです」

私がそう言うとテグンくんが嬉しそうに笑った。
また胸がきゅん。ってなった。